Cruise

柳原良平さんの「船旅の絵本」

昨年(2020年)の1月、中国武漢省で始まったとされるCOVID-19の大規模感染は、瞬く間に世界中に広がり、1年たった2021年1月現在いまだ衰えを知らず、変異をかさね世界中で感染拡大を続けています。日本でも一部の地域で2回目に緊急事態宣言が発令され、様々な事業で活動自粛が求められています。

日本で最初に大規模な感染が報道されたのが、ダイヤモンド・プリンセス号での感染でした。多くの方が感染され、また不幸な転機をたどられた方もおられました。多くの人が船は危ない・危険という認識を持たれ、予定されていたクルーズは次々と中止や延期になりました。また本来であれば多くの外国客船の入港も予定されていましたが、それもなくなりました。

クルーズ好きといっても、仕事の関係上、1年に1、2回わずか3~6日程度のショートクルーズに乗船するのが関の山でしたが、それでもとても楽しみでした。2020年12月の退職にあたり、2021年1月には念願だった飛鳥Ⅱでのオセアニアクルーズに行く予定になっていました。

阪神淡路大震災での経験から人生1回しかないんだから退職してからと言わず、毎年楽しまねばと思いなおし、1年に1回はショートクルーズに乗船してストレスを発散することにしていたのに、人生、なかなか思うようにはならないものです。これほどまでに生活が一変するような事態が起こるとは、本当に夢にも思いませんでした。

2回の感染拡大の波を越え、当初何もわからなかったウィルスの感染の広がり方がわかってきたことから、2020年3月から運行停止になっていたクルーズも、感染対策が行われ、やっと2020年11月から再開されました。予約もしましたが、またしても11月末から感染が拡大し、12月のクリスマスクルーズは泣く泣くキャンセルをしました。2021年1月半ばからほとんどのクルーズが再び中止となりました。この1年で6回ものキャンセルもしくはクルーズ中止という憂き目にあいました。

6回のうち2回は客室番号も決まり、クルーズの工程表まで送られてきていた、幻の船旅です(飛鳥Ⅱとにっぽん丸ともに1回ずつ)。余りのショックに今は送付された袋のまま手つかず状態で保管中。そのうちこちらにアップしようと思っています。

とにかくCOVID-19に感染することなく、元気で生活できているのが一番ですが、やっぱりクルーズに行きたい!!

1泊2日でいいんです。お船に乗りたいなあ~~( ;∀;)

そんな中、柳原良平さんが書かれた「船旅の絵本」という本があることを知り、購入してみました。柳原良平さんといえば、トリスウィスキーのCMに登場するアンクルトリスが超有名ですが、無類の船好きで有名です。飛鳥、飛鳥Ⅱに乗船した際、船内でたまたま販売されていた柳原さんのリトグラフを見つけ、みなとみらいがバックに描かれているものを記念に購入しました。どちらもお気に入りの作品です( ̄▽ ̄)

 

 

さて、購入した本の話に戻ります。この本、Amazonで検索すると2種類ヒットします。1冊は文庫本、もう1冊はどうもそれよりも大きそうです。どうせならと、どちらも購入することにしました。昨日2冊揃ったので見くらべてみましたが、内容は同じです。ただ大きいサイズの方が最初に発刊されているようで、昭和47年(1972年)の発行になっていました。函付きで、なんと横開きです。当時3500円とかなりの高額本です。そして文庫本は遅れること14年、昭和61年(1986年)の発行で、580円。今回はどちらも初版を入手できました。経年劣化はあるものの、保存もよくとても大満足です。今の状態では、クルーズはしばらく無理だと思いますが、この本を読んでストレスを解消できたらいいなあと思っています。大判のほうは保存版として大切に保管します。(*´∀`*)

 

そして、柳原良平さんのイラストが船内に飾られている場所があります。それはにっぽん丸の操舵室の入口通路です(2016年当時)。神戸港から小笠原クルーズに乗船中、操舵室見学が開催されました。最近では昔に比べて安全面から操舵室見学が減っているので、ラッキーでした。操舵室目的の方が多い中、通路に飾られている柳原さんのイラストに興奮してしまいました。柳原さん、商船三井の名誉船長さんなんですね!! いいわあ~~~

WordPressを使うならロリポップ!
簡単インストール完備で楽々スタート!

飛鳥Ⅱ ひな祭りクルーズ前のページ

DIOR展次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

ブログランキング参加中

AD

AD

AD

AD

AD

投稿記事関連の本棚(ブクログ:Dress)


  1. Contemporary Art・Art

    ヨコハマトリエンナーレ2017 星と星座とガラパゴス
  2. Cruise

    はじめての飛鳥クルーズ その前に2 
  3. Contemporary Art・Art

    長坂真護展 still A BLACK STAR
  4. Contemporary Art・Art

    彫刻の森美術館
  5. Contemporary Art・Art

    ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023 アドバイザリーボード展覧会
PAGE TOP