Contemporary Art・Art

見えない時間 /Niewidzialny czas

見えない時間 /Niewidzialny czas  

会期:2021年11月27日~2021年12月25日
場所:ギャラリーノマル
協力:公益財団法人東急財団

毎度おなじみギャラリーノマルに行ってきました。真っ白な空間にどんな作品が展示されているのか、ドアを開ける瞬間、ワクワクします。今回は東影智裕さんの個展です。東京ー大阪巡回のポーランド研修帰国記念展ということで、ギャラリーノマルでは3年ぶりの個展だとか。私のギャラリーノマル詣ではまだ1年弱。もっと早く知ってればなあ~~と思いますが、現代アートに興味が湧いたのもここ数年なので致し方なしです。

さて、肝心の個展ですが・・東影智裕さんはウサギやウシといった動物の頭部のようなものをモチーフにした彫刻作品で知られる現代美術家さんだそうです。会場の入り口付近にはセラミックと流木でできた作品が展示されています。流木アート、最近よく見ますが、こちらの作品は動物のようにみえます。安定感を保つために工夫されているようで、その微妙なバランスがいいですねえ~~~。
その奥はキュレーターさんの十八番である様々なウサギさんの頭部が展示されています。実際会場に展示されていた作品の約半数はウサギさんです。エポキシ樹脂にアクリル絵の具やクリームで色付けされた作品ですが、毛並みがとても緻密に表現されていてます。見る方向で表情ががかわり、まるで本物みたいです。

反対側には落ち葉や石を思わせる作品があります。モルタルにアクリル絵の具で色付けされた作品は、艶やかで、台湾の故宮博物館にある肉形石を思い出させます。

一番奥には流木と木が絶妙な配置で展示されています。よくみると木の枝にウサギちゃんがいます。見ていて落ち着く不思議な空間です。椅子に座って鑑賞したい気分!!

1階は森をイメージした空間に作品が展示されていますが、2階では彫刻とともに、一見真っ黒な作品が数点展示されています。forestと銘打たれシルクスクリーン作品、光をうまく使ってじっくりと見ることで、作品が浮かび上がってきます。深い森の奥でなにかに遭遇したら、こんな感じ?ちょっと怖いですねえ。写真も撮影してみましたが、わからないかも?気になる方は現地に出向いて鑑賞してみてください。

 

ギャラリーノマル の訪問、2021年はこれで最後です。また来年もよろしくお願いします。ちなみにギャラリーノマルで展示されている作品はすべて購入可能です。でも~~~手が出ません(;’∀’)
ということで、最近気づいたんですが、個展の時は、缶バッチが販売されます。今回はうさちゃんの缶バッチ。とても、キュートで可愛いです!これなら手軽に買い求めることができます。もちろん購入してきました。ギャラリーノマル個展コレクションです。(´∀`*)ウフフ

 

PostCard



作品リスト

 

作品リスト順にギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

WordPressを使うならロリポップ!
簡単インストール完備で楽々スタート

喜多俊之展前のページ

MASAOHATAYAMA “POP Xmas” EXHIBITION 次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

ブログランキング参加中

AD

AD

AD

AD

AD

投稿記事関連の本棚(ブクログ:Dress)


  1. Contemporary Art・Art

    兵庫県立美術館 2023年度コレクション展Ⅱ 金山平三&小磯良平記念室
  2. Contemporary Art・Art

    コレクション1 80/90/00/10
  3. Cruise

    神戸発着 にっぽん丸30周年記念クルーズ 船内公室・客室紹介
  4. 沖合より利尻富士を望む

    Cruise

    にっぽん丸 飛んでクルーズ北海道
  5. Contemporary Art・Art

    ピカソ 青の時代を超えて
PAGE TOP