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大原美術館 新児島館(仮称)

大原美術館 新児島館(仮称)

大原美術館の新児島館に行ってきました。お目当てはヤノベケンジさんのサン・シスター(リバース)です。倉敷から徒歩で15分程度の倉敷美観地区内にあります。目指すは大原美術館ですが、新児島館は美術館内の敷地内にはありません。大原美術館本館前の川にかかっている橋を渡り、2つ目の路地の右手角が新児島館になります。

ヤノベケンジ作品は、美術館の過去と未来へと思いをはせる展示物として2010年に大原家旧別邸有隣荘の特別公開で「ラッキードラゴン」「トらやん」を、また2013年には来るべき未来への強いメッセージとして「サン・チャイルド」が特別展で公開されています。今回は新児島館で未来へ向けてのメッセージとして「サン・シスター(リバース)」と「赤漆舟守縁起猫」が展示されています。この建造物は1992年に銀行として建設された建物で、その後大原美術館が譲り受けたものを改築し、暫定的に一般公開されています。来るべきオープンまでの暫定的な期間での展示で、無料で鑑賞できます。

「サン・シスター(リバース)」は座って瞑想している姿が基本です。かなり巨大でW400 ×D400×H400~560cm 。1日のうち不定期に2回ほど立ち上がって覚醒するそうですが、その時間がなんと1分!!1回ウィンクをして座るそうです。立ち姿の写真を見ると、スカートの下にパステルカラーの綺麗なフリルがついていて、赤い靴を履いているようです。今回時間を変えて3回訪れてみましたが、座ったままでした(つд⊂) 立ち姿を見ようと地元の方が毎日時間を変えて訪れているそうですが、いまだ見たことがないとおっしゃっていました。立ち姿はなかなか見れないようです。ドレスには龍や虎、亀などの多くの霊獣や守り神がまとわらせてあり、とても素敵です。もしやトらやんもいる?!! 

同時に展示されている「赤漆舟守縁起猫」はSHIP’S CATシリーズの最新作です。京都の漆職人と共同し、金、銀、鮑貝、溶連水晶などによる吉祥のイメージを身にまとった猫ちゃん。後頭部にはコロナ禍で有名になったアマビエ様も描かれています。隅の方の鉄枠の中に展示されているので、見逃してしまわないように要注意です。

Flyer



ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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