印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
会場:あべのハルカス美術館
会期:2024年10月12日~2025年1月5日
主催:あべのハルカス美術館、読売テレビ、産経新聞社
後援:アメリカ大使館
協賛:光村印刷
協力:NX、日本通運、FM802、FM COCOLO
企画:コーディネーション:日テレイベンツ
今回はウスター美術館で所蔵されている印象派の作品を見ることができます。19世紀後半のフランスに端を発した絵画を中心とした芸術運動である印象派。その印象派に触れ学んだ画家たちが新しい絵画の表現方法を自国帰りさらに独自の発展をとげた絵画が展示されています。色彩や光の印象の表現は、見る人の心持により様々な印象を与えます。
会場内は「伝統への挑戦」「パリと印象派の画家たち」「国際的な広がり」「アメリカの印象派」「まだ見ぬ景色を求めて」の5つのキャプチャーに分かれ、68作品が展示されています。「パリと印象派の画家たち」ではモネやピサロ、ルノアールなどの作品をみることができます。モネの《睡蓮》はアメリカの美術館で初めて収蔵された作品で、美術商と美術館での売買のやり取りなどを行った手紙なども展示されています。美術館価格(←いわゆる値切りですね(;’∀’))ってあるのね~~~( ´∀` )って思いながら見てました。モネは《睡蓮》を沢山描いていますが、今回の作品は1908年の作品、パステルカラーでとても綺麗です。また「国際的な広がり」で展示されていたジョン・シンガー・サージェントが描いた《キャサリン・チェイス・ブラット》、とってもいいですねえ(*^-^*) こちらでは黒田清輝や久米桂一郎、児島虎次郎など日本の美術家の作品も展示されていますが、太田喜二郎の《サン・ピエール寺院》は秀逸です。「アメリカの印象派」のコーナーはとても印象的な作品が多く、ウィリアム・メリット・チェイス、チャイルド・ハッサムが印象に残りました。
展示作品数がそこまで多くないので、ゆったりと見て回れてよかったです。6作品のみ写真撮影可能ですが、平日(火曜日~金曜日)の17時以降、全作品写真撮影可能です。東京都美術館はすべての作品の写真撮影禁止、東京富士美術館は時間指定なくすべて写真撮影可能。美術館ごとに撮影のルールが異なりますのでご注意下さい。
ちなみにアイキャッチ画像はモネの《税関史の小屋・荒れた海》です。わかりました?(´∀`*)
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作品リスト
作品の写真をギャラリー形式でアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい
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