「私」の「タニン」、「他人」の「ワタシ」。
会場:モリムラ@ミュージアム
会期:2024年11月1日~2025年4月6日(開館時間|毎週金・土・日・祝 12:00-18:00)
主催:モリムラ@ミュージアム
協力:千島土地株式会社
待ちに待った新しい展覧会が始まりました。初日にいそいそとミュージアムへ(*´艸`*) 受付ではm@m友の会「もりみん」入会特典のお楽しみプレゼント(今回はワインのコルク栓に森村さん手書きのイラストが入ったもの)をいただき、テンションあげあげです。
今回はflyerにもあるように、「私=森村」が「タニン」に扮する作品と「他人」が撮影したり描いたりした「ワタシ=モリムラ」が並ぶ展覧会です。森村さんが扮する偉人たちは、非常に似通ってはいるのですが、現実には実在しえない別の人物、すなわちタニンです。その他人をまた別の人物が描いたり撮影したりすると・・それはいったい誰なのか?う~~ん、難しい問題ですねえ(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’) 私が見た限りでは、どれも素の森村さんご自身のように見えました。さてさて、みなさんの眼にはどう映りますか?
今回展示されている作家さん(敬称略)は・・・・
福永一夫、舟越桂、篠山紀信、神蔵美子、鈴木理策、ティム・マクミラン、北島敬三、安斎重男、松蔭浩之、谷原菜摘子、加藤美香子 の11名です。
個人的に面白かったのは、谷原菜摘子の絵画作品です。彼女は森村さんが書かれた本に勇気づけられ京都市立芸術大学に入学。在学中に森村さんとお会いできると期待するも念願叶わず、卒業後なんとモリムラ@ミュージアムのスタッフに応募。採用されたはいいけれど、森村さんを見かけても会話を交わす機会はほとんどなかったという逸話が掲載されていました。残念ですねえ。そんな彼女が描いた森村さんはキラキラ輝いていました °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° 憧れの君ですね。
また、《夢の家》という10分弱の映像作品がとても面白かったです。出演は森村泰昌、フグラー和(撮影されたフグラー家の娘)、成山明光(画廊商)の3名。この3名がフグラー邸内にあった衣装をまとい、あちらこちらに出没する様子が家庭用の8ミリビデオカメラでカットなしの長まわしで撮影されています。画質がやや粗く、光量もそこまでないためか、なかなか不気味な雰囲気を醸し出しています。撮影時の写真作品も展示されていますので、一緒にお楽しみください。
お気に入りの作品は篠山紀信さんの《森村泰昌 『デジャ=ヴュ』の眼》です(アイキャッチで使用しています)。この作品だけで、七変化いえ、それ以上の変化した森村さんを見ることができます。じっくりと近づいてまじまじと見てください(*´艸`*)
flyer
作品リスト
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