Contemporary Art・Art

植松奎二:枝とともにー Invisible / Visible – Energy

植松奎二:枝とともにー Invisible / Visible – Energy
会期:2024年5月11日~2024年6月8日
会場:Gallery Nomart  ギャラリーノマル

とっても遅くなってしまいましたが、植松奎二さんの個展の紹介です。いつも静かにゆったりと鑑賞させていただくことができるギャラリーノマルさん。平日のお昼とあって今回は私一人だけ~~
植松奎二さんは1947年生まれ。神戸大学教育学部美術科を卒業後、石や木、布、鉄、ガラスなどを用いたインスタレーションや、彫刻、写真、映像など多岐にわたる作品を制作されています。一貫して重力、張力、引力といった見えない力を可視化し表現されています。現在はデュッセルドルフと日本にアトリエを構え活動中です。

今回のノマルでは新たなコンセプトとして、”エネルギー”の繋がりや伝達・移行の視覚化を通した発見や問いかけを、”生命の象徴としての「枝」”をモチーフとした新作の立体・レリーフ・ドローイングが展示されています。(🔗公式サイトより引用)

会場の右半分の壁を利用した1本の枝からつながる大小の光り輝く黄金の作品は圧巻です。作品のタイトルは《枝とともにー Invisible / Visible – Energy》 今回の個展と同じ名前です。太陽のような力強さを感じ、しばらくじっと魅入ってました。すごい大作です。まさに作品から「エネルギーが溢れてくる」とはこのことですね。私事ですが、4月に人生で初めて位のショッキングな出来事があり、かなり精神的にまいっていたんですが、この作品に出会えて、少しだけ生きる勇気をもらうことができたように思います。

他にもpencilやoil ink marker、ballpoint penで描かれたドローイング作品も展示されています。どの作品も描かれている紙の左に1本の枝が描かれており、そこから延びる数本の線が、途切れることなく折れ曲がったり、重なったりしながら、作品を構成しています。知らない人がみたら、ただの落書きのように見えるかもしれませんが、う~~~ん、だれにでもできるようで出来ない作品です。面白かったです。

もうすぐ終わってしまいますが、ぜひギャラリーに足を運んでご覧になってください。

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