Contemporary Art・Art

吉原治良の小宇宙

没後50年 吉原治良の小宇宙
2022年コレクション展Ⅱ[特集2]
会期:2022年7月30日~2022年12月18日 (9月26日~10月7日まで閉室、一部展示替えあり)
場所:兵庫県立美術館 2階 常設展示室6
主催:兵庫県立美術館
後援:兵庫県社会福祉協議会、神戸市社会福祉協議会
協賛:公益財団法人伊藤文化財団、サンシティ―神戸(株式会社ハーフ・センチュリー・モア)、兵庫県立美術館「芸術の館友の会」

大阪で生まれ芦屋を中心に活躍された吉原治良の没後50年を機に、令和2年度に公益財団法人伊藤文化財団から大量に寄贈された作品を中心に、兵庫県立美術館所蔵品をまじえて紹介する美術展です。

戦前の抽象表現から戦中戦後の作品が展示されています。鉛筆やインクで描かれたデッサンや、水彩絵具で描かれた絵やイラスト、大小の油彩など様々な作品が展示されています。
具体美術協会を結成し前衛芸術運動を推進した抽象画家であることからもわかるように、現代アートに通じるものがあり、没後50年経っても古臭さを感じさせない、今に通じるアートだとなあと思ってみていました。美術展のタイトルのつけ方が上手ですね。まさに小宇宙だわ( ̄▽ ̄)

特に会場入ってすぐのところに展示されたドーナツ状の一つの円を画面に描いた「円」シリーズ3作品は、見ごたえがあります。大阪中之島美術館の開館記念でも展示されていた記憶があります。また油彩・布の「二の字」水彩絵具・紙「白地に黒斜線一本」は書道的な作品でバランスの良い構図がとてもすばらしかったです。後期では水彩絵具・紙「白地に黒斜線三本」が入れ替え展示されるようでこちらも楽しみです。

作品ガイド&作品リスト


ギャラリー形式でアップします。


後期コレクションの写真をアップします(2022.10.09 追加)

 

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