にしわき横尾忠則コレクションⅢ展
-みんなのイチオシ作品・カイヅカイブキの樹
会場:西脇市岡之上美術館
会期:2023年12月17日~2024年3月24日
2024年、新年最初のアート活動はなんと西脇からです。自宅から電車を乗り継ぎ片道2時間半かかります。ちょっと遠すぎ~~~(-_-;) 目指すは「日本へそ公園」駅前にある西脇市岡之上美術館です。
この美術館、兵庫県西脇市の東経135度と北緯35度の交点にあたる「日本へそ公園」内にあります。建物の設計は磯崎新さん。西脇市出身の横尾忠則の作品を主に展示、収納する目的で1984年10月に開館されました。2013年以降は、現代美術の展示拠点となっています。
西脇へは加古川から電車で1時間弱・・各駅停車です。が、が、へそ公園駅はさらに西脇から単線に乗り換え3駅。無人駅でICカードも使えません。1日に数本しか電車がなく、帰りの電車チェックをしておかないと、帰れなくなっちゃいます。いやだ~~ ( ;∀;) 西脇からの始発に乗車したものの、到着したのは10時過ぎ。帰りは12時半の電車に乗車することにしたので、滞在時間は2時間強。ポツンと一軒家ならぬ、ポツンと美術館なので、周囲に飲食店など一切なく、お弁当持参です。
外観はホームに停車している三両連結の列車をイメージして設計されたそうで、細長い建造物です。前庭広場には横尾忠則陶板壁画《LISA LYON IN NISHIWAKI, APRIL.18.1984》と、2022年に新たに横尾さんの生家の庭先から移植されたカイヅカイブキの樹が加わりました。
前回訪問した時はY字路MAPをいただくためだったので、館内に入るのは初めてです。ギリシャ神殿を想わせる円柱に支えられたアーチ型の屋根をくぐり、いざギャラリーへ。横尾さんが高校生時代にデザインしたポスターを筆頭に、3つの部屋に百貨店や企業、イベント、演劇、映画のポスターが24作品展示されていました。横尾忠則陶板壁画に描かれたLISA LYONの作品も展示されていますよ!また《ピンクガール アントチェア》という三つ足の椅子もあります。超かわいい!!
作品には解説だけではなく、職員皆さんの思い出やエピソード、感想、見どころなどがそれぞれ記載されており、とても楽しく鑑賞する事ができました。展示数が少なくても、このような工夫をして抱けると、とても嬉しいです。たくさんの作品を流して見るもよし、小作品をじっくり見るもよし。すべては主催者側の工夫次第ですねえ。(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
途中プールの底を見ているような空間があったり、ピラミッドパワーを感じながら瞑想に耽るメディテーションルームがあったりと、とてもユニークです。前回行った時、もう2度と来ないだろうな~~と思っていたのに、flyerに導かれて来てしまいました( ´∀` )が、正解でした。
また行くかもね?!そうそう、今回新しいY字路MAPがあったので、いただいてきました。前回のものよりも2ヵ所減って8ヶ所の紹介になっていますが、アップしておきます。
flyer
作品リスト
横尾忠則のY字路を歩く MAP(美術家 横尾忠則氏の「Y字路」🔗)
ギャラリー形式で印象に残った作品をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。
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