うつしのまなざし
会期:2022年09月17日~2022年11月06日
場所:京都市芸術大学ギャラリー@KCUA
企画:京都市芸術大学ギャラリー@KCUA
企画協力:正垣雅子
主催:京都市芸術大学
協力:アートコートギャラリー
本展は京都市芸術大学の模写教育に携わった画家である、岩井弘、岩倉壽、木下章、宮本道夫が模写した「聖オルソラ物語」のフレスコ画6作品を中心に、模写作品が展示されています。また広い展示室の周囲の壁にはモルタル?を壁に塗り、上から色を重ねて仕上げられた川田知志の作品を、壁画のような形で見ることができます。作成過程と壁画の元絵は2階の展示室で動画で紹介されています。また同じ部屋には入江波光の「十二天像 水天像」、廊下には林司馬の模写作品などが展示されています。
注意:1階に展示されている額装が施された作品は単独での撮影は禁止ですが、背景を入れ込んでの撮影は可能です。
今回お勉強したこと・・
*** 模写の技法 ***
*臨写(臨模)
原画をそばに置いて確認しながら写し取っていくことを指し、記録としての縮図作成、水墨画の筆法を学ぶ際などに行われる。
*謄写
模写用の紙を原本の上に敷き写し取っていくことを指す。「透き写し」と「揚げ写し」がある。
ちなみに、今回展示されている「聖オルソラ物語」のフレスコ画は臨模という技法で描かれています。
flyer
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