Contemporary Art・Art

SHIP’S CAT 宇宙へ行く

SHIP’S CAT 宇宙へ行く
大阪中之島美術館 開館1周年記念イベント
絵本出版記念

会期:2023年2月26日
会場:大阪中之島美術館 1階ホール

三木道山さんがストーリーを、イラストをヤノベケンジさんが描かれた絵本「SPACE SHIP’S CAT Zitto & Gatito」の先行販売&トークショー&サイン会に行ってきました。

こちらがflyer

 

1日限りの14時からのイベントだったのですが、公式HPに整理券の記載はなく、悩んだ挙句、美術館開場の10時を目指し、中之島へ。すでに数人の方が並んでおられました。なんと一番の方は9時に来られていたそうです( ゚Д゚) ヤノベさんがTwitterでイベント情報をどんどん投稿されていたので、ヤノベファンが押し寄せる・・会場まで来て人数制限で入場できなかったら最悪と皆さん判断されたようです。私もその1人です。でも、11時過ぎまでは列に並んだのは20人程度だったので、ちょっと早すぎたかなあ?長い待ち時間でしたが、前後の方とヤノベ作品についての情報交換ができたので苦になりませんでした( ´艸`) 途中1階駐車場に「SHIP’S CAT (Speeder)」がやってきたので、写真を撮影に行ったりもしました(←懲りずにまた撮影しました)。何度見ても宇宙からやってきたスポーツカーですねえ。ワープできそう(´∀`*)

トークショーの開場は13時30分予定だったのですが、13時に入らせていただき、一番前の席を確保!!ルンルンでトークショー開催を待ちました。その間、SHIP’S CAT 2022 ヤノベケンジ「シップス・キャット」の旅 最新ムービー(約3分)がエンドレスで上映。(←興味のある方は最後にPDFでアップする名刺に記載された2次元バーコートからアクセスしてください。YouTubeで見ることができます)何度見ても飽きません!!

さて、肝心のトークショー、1時間ありましたが、興味深いお話ばかりで短く感じました。
最初は大阪中之島美術館館長 菅谷富夫さんとヤノベケンジさんが登場。まずは2人でのトークショーです。館長さんからは完成まで30年、財政難や整備計画の白紙などいくつもの困難を乗り越えオープンした美術館のお話から始まり、1年で予想をはるかに超える60万人程度の来場者があったことなどが話されました。芝生広場に設置された「SHIP’S CAT (MUSE)」は、美術館を建築された遠藤克彦さんが、入口にモニュメント的なものが欲しいと言われ、最後の最後に設置することが決まったこと、また設置されている位置はちょうど広島藩の船着き場があった位置であることなど、ヤノベ作品に関するエピソードが話されました。

ヤノベさんからは「船乗り猫(Ship’s Cat)」は航海する上での守り神であることや、MUSEの赤い色は広島の厳島神社の鳥居の色「朱色」を、胸にある2枚の羽根は「サモトラケのニケ」(翼のはえた勝利の女神ニケが空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像)の羽根をイメージされたと説明があり、当初はジャイアントトラやんの小型作品をお願いされていたようですが、設置される位置も考慮し、美術館の守り神として「SHIP’S CAT (MUSE)」を提案されたそうです。館長さんが、現代美術作品は単に面白い形をしているなあというだけではなく、アーティストはいろいろな思いを作品にしているとおっしゃってました。まったくその通りです、同意します!!

さて、トークショー後半は三木道山さんの登場です。今回のイベントに合わせて美術館が作った絵本に登場する6つのキャラクターの缶バッチ付きのサコッシュを身に着けて登場。黒いグラサンでちょっと強面・・が、が、トークはとても軽やかで楽しく、イメージが一新しました。

三木さん曰はく、当初は燃える惑星で、火傷をして髪の毛がチリチリ、顔も黒焦げになってという話だったそうですが、人権問題につながると友人からアドバイスをもらい、急遽絵や歌詞も変えられたそうです。ヤノベさんは、三木さんが書いた猫と少年が旅して宇宙人と出会い遊んで分かれる旅物語をベースに、自身が今までに描いてきたキャラクターを世界観として使用されたとこのこと。

歌は日本語、英語、スペイン語、いずれはポルトガル語、広東語、など多言語対応予定。万葉集由来の韻を踏むいうものも各国語で行い、三木さんご自身がすべて歌われているとのこと。すごいです。

大変面白いお話、ありがとうございました。旅は行って帰ってくるのが基本。大阪から世界へ。そして宇宙へ。なんとも壮大なお話で楽しかったです。
今回のイベントに合わせて美術館が作られたサコッシュ&缶バッチ。どちらもキラキラしていてとても綺麗です。サコッシュは売り切れたようですが、絵本が販売される限り販売して欲しいなあ~~と思います。他にもグッズが販売されないかな~~??私的にはアクスタが欲しいです!!

そして最後はサイン会!購入した絵本「SPACE SHIP’S CAT Zitto & Gatito」にヤノベさんは、サイン&希望するキャラのイラストを描いて下さり、三木道山さんはサイン&名前を書いてくださいました。家宝です、家宝!!

↓はお話の途中に登場した2017年に最初のシップスキャットのプロジェクトを立ち上げた時のイラスト!!なかなか見れるものではない?!!



名刺はこちらから2次元バーコードからアクセスするとYouTubeにアップされた「シップス・キャット」の旅 最新ムービーと、ジャイアント・トらやんの記録映像が見れます。


 

トークショー、サイン会の写真はこちら。ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

そして~~~、絵本に登場するヤノベキャラのアニメーションが映し出されるスクリーンの前で、三木道山さんが生歌を披露。感無量な時間です。感激でした ( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

 

イベントの帰り際、2階芝生広場で開催されていたナッカマルシェでスーパーボールすくいと輪投げをしました。輪投げは難しすぎて賞品ゲットなりませんでしたが、スーパーボールすくいは2個好きなボールをいただくことができました!もちろんヤノベさんのネズミのイラスト&シップス・キャットMUSE(こちらはレアらしいです)を選択。ヤノベモード1色の1日でした。

楽しかった~~~~~

会場内に展示されたヤノベケンジさんが描いた絵本に登場するキャラクター、本日ゲットしたグッズ、そしてまたまた1階駐車場に停車していた「SHIP’S CAT (Speeder)」写真はこちらから。ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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