Contemporary Art・Art

京都国立近代美術館 令和5年度 第1回コレクション展

令和5年度 第1回コレクション展
西洋近代美術作品選
会期:2023年4月21日~2023年7月9日
場所:京都国立近代美術館
主催:京都国立近代美術館

開館60周年記念の「Re: スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係」はすべての作品が写真撮影不可でした。現代アートで写真撮影できないのは致命的だわ・・紹介の仕様がありません。で、パス・・( ´艸`)

今回はコレクション展が面白かったので、面白かった作品を抜粋して紹介します。

A:西洋近代美術作品選
エルンストの作品「怒れる人々」・「人間の形をしたフィギュア(像)」は非常にユニークかつインパクトのある作品です。特に「怒れる人々」は心の内面をえぐったような印象を与える作品で強烈です。

B:生誕100年 下村良之介/星野眞吾
下村良之介のモチーフは鳥。「水辺屏風」・「響風」は非常に大きい作品で見ごたえがありました。星野眞吾は厚紙や和紙による作品や、亡くなった者たちへ想いが込められた喪中の作品、人拓(ビニール系の糊を身体に塗り、和紙を押し当てて取った人型に岩絵具を撒く技法)による作品が展示されています。ちょっと怖い印象を受けます。

エルンスト(上記2作品)・下村良之介(上記2作品)・星野眞吾(上記4作品)をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。



C:芸術とは何かを考えさせる、ふたつの問題作ー赤瀬川原平《模型千円札》とマルセル・デュシャン《泉》
このエリアでは、会場半分を使い、現代アートの父と言われるマルセル・デュシャンの作品が展示されていまる。本でしか見たことのなかった問題作「泉」を初めて見て、もう感激!!!他にも10点近い大小の作品が展示さていました。いびつなガラス球に文字が描かれた「パリの空気50cc」や、出窓「フレッシュ・ウィドウ」もあり、長い時間魅入ってました。やっぱり3D作品好きだわ!!

マルセル・デュシャンの作品をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

また私の押し!森村泰昌さんの作品も見る事ができ、嬉しすぎ!!森村泰昌、太田三郎、グエン・ヴァン・クーン、鈴木祟、安星金の順に写真をアップしています。こちらもギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

G:「所蔵品にみる「現代技術の動向」展
こちらは部屋の入口正面突き当りに吉原治良の作品(黒地に白円)がば~~んと展示されていて、インパクトがすごすぎです。元永定正や白髪一雄の作品もすごいんですが、やっぱり吉原作品が一番目を引きます。大作ばかりで圧倒される展示室でした。

ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

以上、興味があったり、印象深かった作品を中心にコレクション展を紹介しました。
実はこちらの美術館、ネットでいろいろ書かれていたので、二の足を踏んでいたんですが、今回初めて訪れてみて、とても好印象でした。また来たいです。←デュシャン作品も見れて超ご機嫌です( ´艸`)

作品リスト



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