Contemporary Art・Art

超・色鉛筆アート展

超・色鉛筆アート展
会期:2023年9月9日~2023年11月5日
会場:神戸ファッション美術館
主催:神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞
後援:サンテレビジョン、ラジオ関西
監修:村田隆志(大阪国際大学)
展示協力:大阪樟蔭女子大学


最近色鉛筆アート人気ですね。紙と色鉛筆だけで誰でも手軽に始められるのが良いですね。近くで色鉛筆作品のアート展が開催されると知り、行ってきました。様々なスタイルで制作活動を展開する12人の色鉛筆画家にスポットを当てた本邦初の展覧会だそうで120点を超える作品が展示されていました。

出展されている作家さんは、音海はる / みやかわ / ぼんぼん / 三賀亮介 / 石川@色鉛筆 / リヒト /曽我美香 / 林亮太 / miwa kasumi / 村松薫 / 弥永和千 / 和田橋畔(敬称略)の12人です。
一番お若い方リヒトさんは2003年生まれ。最高齢の和田橋畔さんは1934年生まれ。なんと年の差69歳!!若いエネルギーが作り出す現代風のアートに、人生経験豊富な趣のあるアートなど見ごたえがあります。石に描いた作品や、携帯を通して見ると立体に見える作品もあり、同じ色鉛筆アートであってもこんなに違うんですね。

色鉛筆は油性と水性があるそうで、今回の作品は油性で描かれているそうです。塗り方の基本は縦、横、斜めの線を重ねていくこと、そして筆圧で強弱をつけ描いていくことだそうです。また同じ2色を使っても先に塗るか、後から塗るかで色合いが変わるそうです。超写実絵画では絵の具を混ぜて作品を仕上げていきますが、色鉛筆の場合は色を塗るのではなく、様々な線で隙間を埋めていき、色を重ねて色合いを表現し作品を仕上げていくので、思った色を出すのが難しい事もあるかもしれませんが、これこそが色鉛筆画の醍醐味ですね。奥深いわ~~~。

今回は風景画、様々な動物(猫が多かったですね)に、食べ物など、いろいろな作品がありましたが、人物画が少なくてちょっと残念でしたが、人物・・とくに皮膚の表現は毛並みなどがある動物とは違うので難しいのかもしれませんね。

会場内では何カ所かで作品が完成するまでの工程を動画で見る事ができます。作家さんによって書き始めや描き方が違うのも見ていて面白かったです。

どの作品も近づいて見ると、その凄さがわかるんですが、写真ではちょっとわかりずらいかと。一部の作品は、部分的に拡大したしたものも撮影していたので、コラージュして作成して紹介してみました。どうかしら?

flyer


作品リスト




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