シモン・アンタイ 回顧展「Folding」
会期:2023年9月28日~2024年2月4日
会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪
エスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催中のシモン・アンタイの回顧展「Folding」に行ってきました。
エスパス ルイ・ヴィトン大阪は2020年2月に建築家・青木淳のデザインにより誕生したルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋の5階に2021年にオープンしました。エスパス ルイ・ヴィトン東京に続く国内2つ目となるアートスペースです。重要な20世紀の作品の紹介と現代美術に特化した芸術機関「フォンダシオン ルイ・ヴィトン(フランス、パリ)」の所蔵コレクションから選りすぐった作品を展示する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として、国際的なプロジェクトを通じ、より多くの人々に所蔵作品にふれる機会を提供するスペースとなっています。
行きたいと思っていたのですが、コロナ禍で断念。今回初めて行くことができました。
5階会場までは専用のエレベーター・・なんと鏡張り(;’∀’)を使います。会場入り口正面にはフォンダシオン ルイ・ヴィトンのために制作されたLVモノグラムの彫刻とフォンダシオン ルイ・ヴィトンの写真が展示。写真だけでもすごい斬新!!横のエリアでは、フォンダシオン ルイ・ヴィトンを設計したフランク・ゲーリーのデザイン画なども紹介されています。たぶん、ここまでは常設なんでしょうね。
で、次のエリアからはシモン・アンタイ 回顧展「Folding」になります。
シモン・アンタイは1922年ハンガリー生まれ。ブダペスト美術学校で学んだ後、49年にパリへ移住し、シュルレアリスムに始まりアクションペインティング、抽象表現主義と、多様な表現の影響を受けながら作品を制作。彼の代名詞と言えるのが、キャンバスを無作為に折りたたんでしわを寄せ、色を塗った後にキャンバスを開くことで絵画化する「プリアージュ(折り畳み)」の手法です。
今回は「Études(習作)」、「Tabulas(タビュラ)」「MARIALE」といったシリーズ作品に加え、他数点が展示されています。どの作品もとても大きくて圧倒されました。無料でこんなに素晴らしい作品を見せていただけるなんて、最高~~~~!!リピートしちゃうぞ~~!!
ギャラリー形式でルイ・ヴィトン メゾン大阪御堂筋の外観や、フォンダシオン ルイ・ヴィトン&LVモノグラムの彫刻写真とともに、シモン・アンタイ 回顧展「Folding」の写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。
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