Contemporary Art・Art

京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち

京菓子展 一席一菓 あつらえのかたち
会期:2024年1月28日~2024年2月12日
会場:本会場 有斐斎弘道館
   特別会場 旧三井家下鴨別邸
主催:公益財団法人有斐斎弘道館
共催:旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム、公益社団法人京都市観光協会、古典の日推進委員会
後援:京都府、京都市、京都新聞
協力:有職菓子御調進所 老松、御菓子丸、ASSEMBLAGES KAKIMOTO、鍵善良房、京菓子司 金谷正廣、京阪ホールディングス株式会社、御菓子司 聚洸、学校法人大和学園、株式会社文藝春秋、まめいち

「京菓子展」の10周年を記念して開催された特別展です。さまざまな分野で活躍する9名のアーティストが、9名の菓子職人に依頼してあつらえた菓子を鑑賞し、お抹茶と共にいただくことができる展覧会です。SNSでヤノベケンジさんが参加されていることを知り行ってきました。

開催日によって提供されるお菓子が異なることから、お気に入りのお菓子をいただくためには公式サイト🔗での確認が必要です。また提供されるお茶菓子の数は1日各25個程度らしく、お気に入りがあれば早めに会場に行かれることをおススメします。
会場内ではそれぞれのお菓子を作成するにあたってインスパイアされた作品や動画などが展示紹介されており、とても見ごたえがあります。

お抹茶は、10人程度のグループごとに、お庭を通って移動した数寄屋建築のお茶室でいただきます。茶室の入口の木製の看板は御年100歳の方が書かれたそうで、なんともいえない風流な文字。ご亭主のいろいろなお話をお聞きしながらお抹茶とお菓子をいただく優雅な時間を過ごすことができました。お茶室に展示されている水入れやお棗、茶杓などはそれぞれがアートと関連があるものばかり。またお茶を提供されたお茶碗はそれぞれとても由緒あるものばかりで、本当にビックリでした。正式なお点前ができない人でも、参加できるのがいいですねえ。このような企画をされた方に感謝、感謝です。お庭もとても綺麗で手入れが行き届いており、ゆっくりと座ってお話できる素敵です。まさに京都ですね。

お茶が苦手な方には、入館のみで展示された茶菓子とアート鑑賞が可能なチケット(*茶室に展示されているヤノベケンジさんのお軸を見ることはできません)も販売されています。茶道とアート・・・なんだか相性がいいじゃないですか( ̄▽ ̄) 

会場となっている有斐斎弘道館は2009年にマンション問題が立ち上がり、有志による保存の声が上がり、2013年に公益財団法人となっています。とても雅な建築物やお庭を保存しつつ、様々な活動を行っておられます。今回のイベントはSNSで知り始めて行ったのですが、これからも同じようなイベントがあれば参加したいと思いました。

flyer


展示作品解説


京の菓子文化入門(冊子が置いてあったので、いただいてきました) 和菓子のお勉強になります。


ギャラリー形式で印象に残った作品をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。



展示されていたお菓子一覧

 

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