原郷の森
会期：2023年5月27日〜8月27日
会場：横尾忠則現代美術館
主催：横尾忠則現代美術館（［公財］兵庫県芸術文化協会）、神戸新聞社
後援：サンテレビジョン、ラジオ関西
助成：一般財団法人 地域創造
協力：株式会社 文藝春秋、ホテルオークラ神戸
たいがい新しい展覧会が始まったら、すぐに見たいので初日の朝に行くことにしているのですが、今回は私用があり午後から訪れました。初日であっても会場内におられる人はまばらで、ゆっくりと作品を見て回ることができました。ただ今回は、朝から横尾さんご自身が訪問され、みんなで白黒のボーダー柄のお洋服を着て、記念撮影！！というイベントがあったそうです。残念でした。でも白黒ボーダーのお洋服着持ってないしねえ・・( ´艸｀) その前にどうやってこの情報を入手したらいいのかなあ？(。´･ω･)?
前置きが長くなりましたが、ここからが本題
今回は2022年3月に出版された横尾忠則著「原郷の森」（文藝春秋）がテーマになっています。
この小説は、主人公Yが美術、小説、映画など様々な分野で名を残した著名人たちと時空を超えて語り合うもので、本から抽出された一節とともに、作品や著名人の絵画が展示されています。（写真を参考願います）
2階会場は「原郷の森への誘い」というタイトルで、言葉と絵が織りなす森のような雰囲気を醸し出すよう照明や配置が工夫されています。3階会場は「異界からのメッセージ」とあり、会場なかほどにラウンド型に設営展示された作品に2カ所ずつランダムにライトが照らされるなか、「原郷の森」から抜粋されたセリフが会話形式で流されています。合いの手は「タマ」(*´∀｀) かわいい～～～
展示作品は1973年〜2019年までの166点。なかでも画家宣言をされる以前のグラフィックデザイナー時代の1973年の作品もあり、時代を経た横尾作品の変遷を垣間見ることができます。
1作品を除き、すべての作品が写真撮影可能です。見たころのある作品もあれば、初めてみるような作品もあります。4階ではYOKOO TADANOEI COLLECTION GALLERYが開催中。こちらはいつも写真撮影禁止です。
flyer
作品リスト
異界からのメッセージ
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
2階会場「原郷の森への誘い」
3階会場「異界からのメッセージ」
2階に展示されている人物画像のみ抜粋して少しまとめてみました。誰かわかりますか？↑の作品リストを参考に考えてみてください。(´∀｀*)ｳﾌﾌ（全部で60人近くの絵が展示されていたので、すべてではありません）
最後に次回の展覧会のお知らせ！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
Yokoo in Wonderland―横尾忠則の不思議の国
2023年9月16日（土）〜12月24日（日）
横尾作品のなかの「不思議」に着目し、現実の延長にあるもうひとつの世界をルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」になぞらえて紹介する展覧会。楽しみですね～～(´∀｀*)
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