パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展 美の革命
ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
会場:京都市京セラ美術館 本館北回廊1階 本館南回廊1階
会期:2024年3月20日~2024年7月7日
主催:ポンピドゥーセンター、日本経済新聞、テレビ大阪、京都新聞、京都市
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:大林組、DNP大日本印刷、日本通運、ブシュロン ジャパン
協賛:サッポロビール、日本航空、パリ・ポンピドゥー・センター日本友の会
世界屈指の近代美術コレクションを誇るポンピドゥーセンターの所蔵品を中心に約130点ものキュビズムの作品を鑑賞することができる大型の展覧会です。ポンピドゥーセンターは現在建物の全面改修のため2025年末から約5年間の休館が発表されています。移転と段階的な閉鎖は2024年秋に始まるそうで、大規模な改修工事のため、所蔵作品を借りることができたのかな??と思いながら、当地に行かずして、キュビズムの変遷を体験できる貴重な機会に恵まれとてもありがたいと感じる今日この頃です。
会場内は14章に区分けされ、第1章ではルソーやセザンヌの絵画やアフリカの彫像などが展示されキュビズムの起源が紹介されています。2章からはパブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックの二人が生み出したキュビズムの歴史をたどる構成になっています。年代順に紹介されているため、とても見やすく、章ごとにキャプションが色分けされているので、わかりやすかったです。
また各章のパネルには、解説だけでなく、その当時に活躍した芸術家や代表作なども紹介されており、キュビズムがどういった流れで世に知れ渡って行ったのかを端的に知ることができ、とってもお勉強になりました。まるで教科書です(*^-^*)(↓に写メしてアップしてますので、参考に読んで見てください)
50作品程度が日本初公開というのもすごいですね。私は7章で紹介されていたロベール・ドローネーやソニア・ドローネーが描くカラフルな色で溢れている作品がとても気に入りました。今回はほぼ写真撮影が可能で、読んで、見て、感じて、撮影してと大変有意義な時間を過ごすことができました。おススメの展覧会です。なんといってもキュビズムの50年ぶりの大規模展、もうないかもよ?( ´艸`)
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作品リスト
ギャラリー形式で写真をアップします。各章2~3作品、キャプションで解説のあった作品を紹介しています。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載および一部分を切り取っての仕様は禁止です。ご注意下さい。
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