コロナの影響で旅行などに行くことができず、近場での散策を余儀なくされ、とっても久しぶりにヨドコウ迎賓館に行ってきました。コロナで3密を控えるよう政府からのお願いもあり、朝一番で行ってみたんですが、ガラガラの状態で、写真撮り放題。いいのか、悪いのか~~ (・。・;
ちなみにヨドコウ迎賓館は2019年2月に2年以上に及ぶ保存改修工事が完了しています。
この建造物は旧帝国ホテルの建築をされたフランク・ロイド・ライトが芦屋川沿いの芦有道路入口付近の高台に八代目山邑太左衛門氏の別宅として建築したものです。設計図はライトが携わりましたが、工事が始まる前に関東大震災が起こりライトは帰国。実施計画などは弟子達によって行われ、1918年に完成しました。その後、1935年には人手に渡り、1947年に淀川製鉄所の所有となっています。1974年に国の重要文化財建造物に指定され、淀川製鉄迎賓館(ヨドコウ迎賓館)と呼ばれることになりました。
フランク・ロイド・ライトは、近代建築の巨匠とされ、2019年4月9日で没後60年となり、世界遺産委員会で、フランク・ロイド・ライトの8つの建築作品が「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」として世界遺産に登録されることが決定しました。
今回紹介するヨドコウ迎賓館も将来的な追加登録候補にあげられています。日本国内では愛知県犬山市の「明治村」に移設された「旧帝国ホテル正面玄関」や東京・池袋にある「自由学園明日館」で見ることができます。
左右対称の幾何学模様を基調としたデザインは、とても斬新でモダン。日本の和室にも違和感なくマッチしていて、見ていて飽きません。芦屋という土地柄だったせいでしょうか?このような建造物が今の日本に残されていたことに感動を覚えます。
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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