仏像ひな型の世界Ⅱ(特別展示)
会期:2021年2月20日~2021年3月28日まで
場所:龍谷ミュージアム
こちらもとてもタイトルが気になって・・
特別展示として行われてる「仏像ひな型展」・・仏像のひな形??
そんなものがあるんですねえ。今日の今日まで、木彫りの仏像って目的とする仏像の大きさに合わせて木を準備し、それを彫って作製するものだと思ってましたが、、大きくなると直接は無理ですよねえ・いやはや無知でごめんなさい(;’∀’)
今回の特別展では、江戸時代から平成まで15代にわたって系譜を連ねた京仏師・畑治良右衛門が伝えてきたひな型が展示されています。ひな型とは、仏像の作製前に、どういう構造にするか、木材の量はどれくらい必要かなどを計算し、いかに効率よく作製できるかを考えるためにつくられる縮尺模型のことで、その大きさははなんと手のひらサイズの小ささです。また、こんな感じに仕上がりますって依頼主に見せたりもしていたようです。小型化した正確な仏像のレプリカですね。普通は展示されることのないひな型を一度にたくさん見ることができました。とっても可愛らしい(´∀`*)ウフフ
お気に入りは釈迦涅槃会像。素敵! 見たことがなかったのは、双身歓喜天立像、双身毘沙門天像。特に双身歓喜天立像は秘仏扱いとしている寺院が多いらしく、一般の目に触れることは少ないらしいです。
で、このひな型を墨を使ってマス目に区切って、それを拡大し写して実際の仏像が作製された・・と作製方法は一応説明してはあるんですが、いまいち理解できず、よくわからずじまいで残念でしたが、ネットで20~30cm程度の仏様を作製さている仏師の方のホームページを発見!そこには下地に正方形のマスが描かれた木曽檜に仏像の下絵が正面、背面、側面に描かれてた写真がアップされていました。これやね!なんとなくわかった( ̄▽ ̄)
今回訪れた龍谷ミュージアム、地下1階、地上3階建てで、受付は地下1階、1階はカフェとショップ。展示物は2階と3階にあり、3階のミュージアムシアターでは西本願寺の障壁画や龍谷大学が復元したベゼクリク石窟復元展示(←2階に大回廊が原寸大でされてて、これはこれで興味深かったです)などを紹介する作品が普段は上演されていたらしい(始めて訪れたのでわかりません(;’∀’))のですが、コロナ禍で中止となり、そのかわり、スクリーン裏の窓から西本願寺のお堂をみることができる展望室になっていました。
仏像のひな型展、今回はⅡで、昨年Ⅰが開催されたとのこと。来年Ⅲがあるようです。また機会があれば行ってみたいです。
仏像ひな型の世界Ⅱ(特別展示)Flyer , 展示作品リスト
写真撮影OKだった「ベゼクリク石窟復元展示」&「展望室からの西本願寺」
仏像の雛型については、以前、新大阪に向かう新幹線のグリーン車に、無料購読できる冊子(サライだったかな?』あって、特集していて、その中で特集が組まれていました。
仏像に凄く興味があるので、ふむふむ。って読んだのですが、雛型が小さいってことと、何分割ものパーツを組み合わせる、設計図みたいなものがある、という位しか覚えていませんでした。
なので、すうちゃんの詳しい説明でようやく理解できた次第です。
すうちゃんって、本当に説明が上手〜❣️
すうちゃんと同じ職場の人、ラッキーだなぁ〜💕
お春ちゃん、コメントありがとうございます!
雛形、実際に見たらわかるんだけど、文章での説明は難しくて、
そんなに上手に書けてないと自分では思ってます。
日本語って難しいよ~~~~