小谷くるみ 砂から星へ
会期:2021年07月17日~2021年08月21日
場所:ギャラリーノマル
ART OSAKA 2021を見た後、ギャラリーノマルへ。
最近お気に入りのギャラリーです。今回はギャラリーノマルでは初の個展となる
小谷くるみ展「砂から星へ」が開催されています。
扉を開けると、真正面に赤茶色の大きな作品が目に飛び込んできます。作品数はあまり多く
ありませんが、とても落ち着いた色合いの作品が多く、じっくりとみていると、
声をかけられました。ギャラリーが2人だけだったのもあるかな?
声かえて下さった若い女性の方、たぶん作者の小谷さん!!
作品の作製方法をわかりやすく説明して下さいました。ラッキ~~ (´∀`*)ウフフ
印象的な赤茶色の作品は、布に赤錆で絵を描き、それにある物質を上から筆で塗ることで、
黒錆にかえて、黒を表現するというものらしいです。筆の塗る圧によって黒の濃淡が
表現されるみたい(間違っていたらごめんなさい)。
日本画のような洋画のような、なんともいえないわびさびを感じる作品です。
また右手の壁には、銅版と一緒にエッチングのスフィンクス(猫かと思ってた・・
失礼しました (;’∀’))が額に収められて、飾られています。元来版元は手元に残しますが、
今回は5枚だけ刷って(一部2階で展示されていました)、版元をもうこれ以上刷れないように
手を加えての展示です。なかなか銅版なんかみれないですよね。
そして、左手は、昔からの彼女テーマである、曇りガラスに描く軌跡を扱った作品。
よく子供のころに曇ったガラスにいろいろ指で描いて遊んだ、あれ!
視点を変えると、なんでもアートになるんですねえ。素晴らしい!
2階にはラブピースもどきとハートが描かれた作品が展示されていたんですが、近寄って
しげしげと見るか、光に照らされないとわからなくて、写真撮影するのに、苦労しました。
結局、照明を映しこんで工夫して撮影してみました。
また、会場の中央に3つ置かれた石が飾られていました。こちらは説明は聞けなかった
んですが、とても味わい深い作品です。球体と砂・・天体を表しているのかな?
作者さんの説明を聞いて鑑賞すると、作品の意図がよくわかって、より面白く鑑賞できますね!
今回はART OSAKAとこちらの個展の開催日が1日しかかわらなくて、大変だったみたいです。お疲れ様です。
帰りに今回のグッズである缶バッチを購入。図録がなくて残念ですが、どうやら缶バッチは
毎回あるようなので、前回から購入することにしました。良い記念になります。
ART OSAKA 2021 で展示されていた作品はこちらになります。
光が映り込んで上手に撮影できなかった~~~~
Flyer
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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