稲垣元則 Motonori Inagaki 100 Jahre
会期:2022年4月9日~2022年5月14日
場所:ギャラリーノマル
私のやすらぎの場、ギャラリーノマルに行ってきました( ̄▽ ̄) 今回は、稲垣元則さんの写真と映像そしてドローイング作品が展示されています。いつもより展示されている作品数は少ないのですが、惹きつけられる作品が多く、じっくりゆっくり鑑賞されていただきました。
特に波紋をとらえた作品が私にはツボでした。背景のエンジ色がこれまたいいですねえ。モノクロの作品も素敵ですが、エンジ色の作品に惚れたわ~~!!生命の色ですね!悠久の時を超えて存在する海や川に一瞬だけ存在する波紋は1つとして同じものはなく、また同じく森で飛び回る羽虫はその命が数日で尽きてしまう、そんな儚さを人生と重ねてみていました。感慨深い作品でした。
また壁に描かれたウォール・ドローイングは薄いグレーの色で塗って描かれているように見えますが、実は非常に多数の短い繊細な線で描かれています。見る人の感性で、流れる水だったり、朽ちた大木だったり、もしかしたら、原生動物にも見えちゃう不思議な作品です。
現代アート好きではありますが、どちらかというと3次元的な作品が好きで、写真にはあまり興味がなかったんですが、今回の作品展といい、前回京セラ美術館で見た森村泰昌さんの作品展といい、なんだか写真も面白いな~~って認識させてくれた個展でした。
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作品リスト
缶バッチ買いました!!今回はなんと3種類もあったよ~~
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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