Contemporary Art・Art

美術の中のかたち 彫刻の中のかたち

美術の中のかたち 彫刻の中のかたち
2022年コレクション展Ⅱ[小企画]-手で見る造形
会期:2022年7月30日~2022年9月25日
場所:兵庫県立美術館 常設展示室4
主催:兵庫県立美術館
後援:兵庫県社会福祉協議会、神戸市社会福祉協議会
協賛:公益財団法人伊藤文化財団、サンシティ―神戸(株式会社ハーフ・センチュリー・モア)、兵庫県立美術館「芸術の館友の会」

兵庫県立美術館の前進である兵庫県立近代美術館時代の1989年より継続的に開催されている芸術作品を手で触ってみる、鑑賞する展覧会で、今回で32回目となるそうです。視覚に障害がある人に美術鑑賞の門戸を開くとともに、視覚中心の美術鑑賞のあり方に一石を投じる展覧会です。

確かに美術作品は高尚なものとして扱われ、実際に触れたりはできない作品がほとんどです。このような機会がないと視覚に障害のある方にとって美術館に出向くことすらないのでは。とはいえ、絵画などを触る事はリスクも高く、今回のような彫刻とくにブロンズ像は少々触っても痛みがほとんどない格好の作品ではないかと思います。でも、触りすぎるとビリケンさんみたいに足の裏がピカピカになっちゃう?(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)

コロナ禍で、触る事=感染の危険があり開催が延期になっていましたが、この度ようやく開催にこぎつけられた関係者の皆さんのご苦労はいかばかりかと思います。触るという行為がこれほど問題視されたのはいまだかつてなかった事。今後も続けて開催されることを祈ってやみません。

今回展示されているのは6体のブロンズ像です。そのうち3体はエミール=アントワーヌ・ブールデルの作品になります。手をモチーフにしたブロンズ像が2体あり、ブールデル作とロダン作と作者が異なります。つるつるだったり、ごわごわしたり、作者が違うと表現方法も違います。なかなか経験できない視覚に加えて触覚でも楽しめる美術鑑賞です。

flyer



作品ガイド


作品ガイドに掲載された出品作品順にギャラリー形式でアップします。

 

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