TAROMAN(タローマン)とは、特撮テレビドラマ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」で活躍する芸術の巨人の名前。今年になって発掘された1970年代当時のフィルムが修復され、約50年の時を経て再びTVで日の目をみることに、と思いきやすべてフィクション(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)
実際は1970年代の特撮作品を彷彿させる凝りに凝った映像が特徴の最新のTV作品です。特撮といえば、円谷プロ。そしてフィギュアは海洋堂とその筋のプロも協力。監督は映像作家の藤井亮さん。1話完結(5分)、全10話の作品で、7月18日よりNHKで放送が開始され、すでに初回の放送は終了していますが、今もEテレや総合テレビで再放送が行われています。
番組の後半では、山口一郎さん(サカナクション)が登場し、当時買ってもらったTAROMAN人形やカルタなどのグッズも持参され、太郎への愛を語っておられますが、これらもすべて・・・( ´艸`) グッズがとても綺麗で保存方法が素晴らしいなあと感心していた私、すっかりと騙されました( ;∀;)
現在、岡本太郎の作品を集めた大規模な個展が大阪中之島美術館が開催されていますが、この会場の1階には、撮影で実際に使われたTAROMANと一緒に写真が撮れる「TAROMAN撮影スポット」が設置されています。←50年前ならこんなものが残っているはずないし!!(*´∀`) お見逃しなく!!
また美術展入場時に子供に配布されているNHKジュニアガイド「タローマン大図鑑」ですが、実は希望すればいただけたみたいです。残念・・でも、公式サイトのスペシャルコーナーでPDFでダウンロードできます。よかった、よかった(´∀`*)ウフフ
TROMANとは・・・
*シュールレアリスム星から飛来
*太陽のマスクをかぶり、顔まわりにある「タローホーン」と呼ばれるツノにはうまい汁が入っている。
*動体視力日本一
*正義の味方ではなく、シュールででたらめなやりとりで奇獣と戦う。
*決め技は「芸術は、爆発だ!」
オープニング主題歌「爆発だッ!タローマン」
ことば:岡本太郎
作詞:藤井亮
作曲:林彰人
歌唱:タローマン合唱団
歌詞:ばくはつだ!
ばくはつだ!
ばくはつだ!
げいじゅつだ!
べらぼうなゆめはあるか
でたらめをやってごらん
じぶんのなかにどくをもて
じぶんの運命(さだめ)にたてをつけ
うまくあるな
きれいであるな
ここちよくあるな
マイナスにとびこめ
タローマン
なんだこれは←(岡本太郎のことば)
TAROMAN撮影スポット風景
全10話のタイトルとテーマとなった岡本太郎の作品(奇獣)
第1話 | でたらめをやってごらん | 森の掟 | |
第2話 | 自分の歌を歌えばいいんだよ | 歓喜 | |
第3話 | 一度死んだ人間になれ | 未来を見た | (右下) |
第4話 | 同じことをくりかえすくらいなら死んでしまえ | 駄々っ子 | |
第5話 | 真剣に命がけで遊べ | 疾走する目 | (左上・・小さいです) |
第6話 | 美ってものは見方次第なんだよ! | みつめあう愛 | |
第7話 | 好かれる奴ほどダメになる | 手ー赤、手ー青 | |
第8話 | 孤独こそが人間が強烈に生きるバネだ | 痛ましき腕 | |
第9話 | なま身の自身に賭ける | 午後の日 こどもの樹木 |
|
第10話 | 芸術は爆発だ! | 太陽の塔 明日の神話 千手 雷人 |
この記事へのコメントはありません。