BRITISH CONTEMPORARY MASTERS
会期:2022年10月05日~2022年10月17日
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
阪急うめだ本店では、現在、英国フェア2022が開催されています。その一環としてうめだギャラリーでは、英国現代美術の巨匠たちと題し、1980年代に欧米で隆盛を極めたポストモダン(脱近代)の潮流の中、ロンドンで発生した現代アートのムーブメント“YBAs(Young British Artists)”の中心メンバーとなった、ダミアン・ハースト、サー・マイケル・クレイグ・マーティン、ジュリアン・オピー、3人の作品が展示販売されています。
この3人のうち、名前を知っていたのは、ダミアン・ハーストだけでした。彼は、白いキャンバスにカラフルな色の斑点を規則的に配する「スポット・ペインティング」や、牛や羊を巨大なタンクにホルマリン漬けした「自然史」などのシリーズで有名ですが、特筆すべきは今年の春に東京国立新美術館で開催された個展です。何枚もの大型の桜の絵画を配置した展示空間は大好評を博しました。
今回の展覧会でも桜シリーズは展示されているのか?興味深々で出かけました。
会場での写真撮影はすべてOK、他の鑑賞者が写りこまないように注意してくださいとだけ言われました!了解!(*^-^*)
お目当てのダミアン・ハーストの作品は全部で7点展示されていました。そのお値段たるや・・( ゚Д゚)
じっくり拝見させていだきました。一番気に入ったのは、「♡YU 4 EVA 」でした・・あらまあ
ダミアン・ハーストの作品をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
ジュリアン・オピーは人物や建造物をシンプルな線描画で描いた作品が有名だそうです。入口近くに展示されている「Running People:Elvis」は正面からみるとランニングしている人ですが、横から見ると1本の直線に見えます( ̄▽ ̄) 彼の作品も全部で7点展示されていました。ダミアン・ハーストの作品とかぶるようにランニングマンを撮影してみました!なんだかいい感じ!
会場入り口とジュリアン・オピーの作品をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
そして、サー・マイケル・クレイグ・マーティン。彼は日々の暮らしの中で身の回りにあるオブジェを題材に、シンプルなフォルム、豊かな色彩で描くコンセプチュアルアーティストとして活躍されているそうです。お花の作品が6点。テニスラケットや帽子、電球などの作品が5点。全部で11点展示されていました。お気に入りは、Domesticated Flowers(Rose)と題された、ピンクの背景に描かれた青い薔薇!素敵です。すでに買い手がついていました。すごいなあ!!
サー・マイケル・クレイグ・マーティンの作品をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
今回は作品の展示数もほどほどで、ゆっくりと鑑賞でき、大満足でした。ギャラリー前と、その横の祝祭広場で開催されている英国フェア2022には逆に多くの方が来られ賑わっていました。静と動・・そのギャップのすごさにビックリでした。(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)。
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