Contemporary Art・Art

HOME SWEET HOME

HOME SWEET HOME
会期:2023年6月24日~2023年9月10日 
場所:国立国際美術館 B3階展示室
主催:国立国際美術館
協賛:公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団
協力:ANOMALY、OtaFine Arts、Take Ishii Gallery、Take Ninagawa
助成:一般財団法人安藤忠雄文化財団

国立国際美術館で始まった特別展「ホーム・スイート・ホーム」に行ってきました。
今回は、アンドロ・ウェクア、竹村京ら国内外で活躍する現代美術作家たちによる「ホーム」をテーマにした作品が展示されています。と書いてはいますが、今回出展されている作家さん、実は誰一人知らない~~~( ;∀;) もっと勉強します・・・

それぞれの作家が考える「ホーム」を、歴史や記憶・家族のあり方などなどをテーマとして、様々な視点から表現した作品が並びます。

映像によるインスタレーションあり、絵画あり、立体作品あり。先日の金沢21世紀美術館の「アレックス・ダ・コルテ 新鮮な地獄」も難解でしたが、いやあ~~、今回も難解。( ;∀;)
「現代アートって難しいでしょ?」って言う人の気持ちもが今回もよくわかります、はい。

会場入口に置かれた出品作家解説をぜひ入手し、読んでから作品を見る、あるいは、音声ガイドを借りて聞きながら鑑賞する事をお勧めします。

出品作家
・リディア・ウラメン(8月開催のレクチャー・プログラムに際し作品展示予定)
・鎌田友介
・潘逸舟
・マリア・ファーラ
・竹村京
・アンドロ・ウェクア
・石原海
・ソンファン・キム(7月スクリーニング・レクチャー・プログラム開催予定)

個人的に印象に残った4人の作家作品について
*鎌田友介:日本家屋「Japanese House」。家屋の一区画に多くの蛍光灯が吊るされその数は38本。とても綺麗ですが、これは焼夷弾1基あたりの子弾の数と同じだそうで、歴史的事象を感じる作品です。

*マリア・ファーラ:絵画に登場する若い女性達は、みな顔が見えず、表情を読み取ることができません。逆に唯一正面を向いた女性が描かれた作品「老女の青春」では、老いとともに得る美しさが表現されています。美しさの定義を考えます。

*竹村京:写真やドローイングの上に刺繍を施した布を重ねたインスタレーション。巨大な作品2点「はなのいろ」、「E.Kのために」は圧巻でした。

*潘逸舟:中国の地方劇である黄梅戯「打豆腐」を題材に、その後を描く映像によるインスタレーション。また、無造作に置かれた、鳥かごのように切り抜かれた段ボールの空間からなる「ほうれん草たちが日本語で夢を見た日」では、外国人労働者たちなどによる農業労働の体験から生まれた作品だそうです。

フロアガイド


出品作家解説


音声ガイド(コレクション展と共通して使用できます)


ギャラリー形式で上記の出品作家順に写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。


 

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