Contemporary Art・Art

長坂真護展 still A BLACK STAR

長坂真護展 still A BLACK STAR

会期:2022年10月19日~2020年11月14日まで
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー・アートステージ

 

長坂真護展に行ってきました。2020年に初めて彼の個展を見てから2年、今回また同じ場所で個展が開催されると知り楽しみにしていました。今回のテーマはstill A BLACK STARです。2022年9月10日~11月6日まで、上野の森美術館でも個展が開催されるなど、廃材でアートを作り続ける注目のアーティストさんです。

展示されている作品の多くは、先進国が捨てた「電子ゴミ」が油絵に組み込まれて作製されたものが多く、作品から発せられるメッセージは今回も強烈です。前回は暗い感じの作品が多い印象がありましたが、今回は背景色が赤や黄色、緑と明るい作品が増え、2年間で少しポップな感じになったかのように見えますが、よく考えるとこの色ってガーナの国旗の色です。
長坂さんはこれらの作品を売却し貧困者の救済活動をされているのですが、相変わらず0の数が多すぎて手が出せない事から今回もブログで広報活動に専念(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)

今回の個展では、新たな取り組みも紹介されていました。
「スーパースターズプロジェクト」
スラム街でアーティスト希望の子供たちに絵を教え、その作品を先進国で販売し、売り上げの10%を作者本人に支払うプロジェクト
「NFTプロジェクト MAGO Mint」
ニューヨークのごみに絵を描き、それをデジタルアートとしてNFTで残す取り組み
「小豆島」
オリーブ栽培の勉強で訪れた小豆島のプラスチックやシーグラスで作製された作品

また世界で初めてお金を稼ぐアートも展示されています。どんどん新たなチャレンジをされていてビックリ( ゚Д゚)です。進化し続ける長坂アート、今後も目が離せません。

今回は彼の初期作品や、前回も展示されていましたがスワロフスキーが散りばめれたとてもきれいな月を象徴した作品も飾られています。この煌びやかな作品は、アパレル会社の経営者や歌舞伎町のホストNo1だった彼の異色の経歴を重ねてしまいます。ごみアートからは路上の絵描きかな( ̄▽ ̄)。しかし、明暗が凄すぎて同じ作者とは思えないですね。この部屋では初日だったからかもしれませんが、不定期にご本人が電子ピアノを演奏され、来場者を楽しい気分にさせてくださいました。

今回ご本人と少しお話することができ、小豆島のエンジェルロードに新しい作品が展示されるという情報を仕入れてきました!!! 近くに行かれる際にはぜひお立ち寄りください。

2020年に開催された個展のブログはこちらから

flyer



ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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