A-LAB Exhibition Vol.38
A-Lab Artist Gate ’23
会期:2023年5月27日~2023年7月2日
場所:A-LAB
運営:尼崎市
問い合わせ先:市役所文化振興課
尼崎市が運営するアートスペース「A-LAB」で毎年開催される新鋭アーティスト発信プロジェクト「Artist Gate」に行ってきました。このプロジェクト、昨年はじめて見たんですが、面白い作品がたくさん展示されていたので、今年はどんな作品に会えるのか、ワクワクしながら会場を訪れました。
今回も、さすが推薦されるだけの実力のある若手だけあって、単に絵画や造形という枠にとらわれない、新しい技術や技法にチャレンジした作品が多くみられました。
今回の新鋭アーティストさんは・・・・・・
北村侑紀佳:絵画・インスタレーション
齊藤あかね:インスタレーション
陳琪:写真・インスタレーション
野村百合子:立体造形
藤木菜々子:版画・シルクスクリーン・インスタレーション
松田ハル:絵画・彫刻・映像
三木梨々花:油絵
の7名です。最近はインスタレーションという作品が多くなりましたね。
インスタレーションは1970年代に出現し、従来の絵画、立体作品とは異なり、新たに加わった20世紀後半以降の特徴的な表現方法です。展示空間を含めて全体を作品とし、見ている観客がその「場」にいて体験できる芸術作品のことをいいます。
作品の意図が分かりずらいなあと感じるものが多く、私はあまり好きではないんですが、今、流行りです( ´艸`) 会場入り口で、各アーティストさんのアートワークの背後にあるコンセプト、哲学、テーマ、アイデアなどステイトメントが記載された作品リストが配布され、それを読みながら鑑賞しました。またアーティストさんのインタビューもビデオで流れています。
点字で説明されるアートや、涅槃会のごとく横たわる蝋と鉄でできた巨大な立体造形。絵画と映像と彫刻が一体となって表現される作品に、近づいてよく見ないとわからない立体的絵画などなど。
うむ~~~、今回もユニークな作品が多かったです。今後彼らの作品がどう変遷していくか見てみたいなあと思いました。
また展示方法がとてもいいですねえ。作品からは漲るエネルギーを感じます。毎回書いてますが、やっぱり若いっていいなあ。チャレンジ!チャレンジ!!!
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🔗A-Lab Artist Gate ’22
🔗A-Lab Artist Gate NEXT STEP
flyer
作品リスト&ステイトメント
ギャラリー形式で上記で紹介したアーティスト順に2枚ずつアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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