Contemporary Art・Art

コレクション1 80/90/00/10

コレクション1 80/90/00/10
会期:2023年6月24日~2023年9月10日 
場所:国立国際美術館 B2階展示室
主催:国立国際美術館
協賛:公益財団法人ダイキン工業現代美術振興財団

国立国際美術館で始まった令和5年度の「コレクション1 80/90/00/10」。今回の目玉はなんといっても令和4年に初収蔵された村上隆の《727 FATMAN LITTLE BOY》!!(´∀`*)ウフフ 国内初公開のお目見えです。それに合わせて、東京国立近代美術館所蔵および寄託となる村上の初期作品5点も展示されており、大変楽しく鑑賞いたしました。

また昨年度収蔵した西山美なコの乙女チックな絵画作品の数々は、まるで宝塚大劇場の劇場内のロビーに飾られタカラジェンヌの登場人物に扮するパネルのようでもあります。西山美なコといえば、🔗兵庫県立美術館のコレクション展1「虚実のあわい」でもワンフロアを使って作品が展示されています。

乗り物をモチーフにした國府理の初期作品やドイツのアストリッド・クラインの写真作品も新収蔵品とのことです。束芋の映像インスタレーションや中原浩大の絵画インスタレーションなどもあり、その数合わせて50点以上が展示されています。

以前からの収蔵作品ではありますが、やっぱりいいな~~と思いながら見たのが、奈良美智の《長い長い長い夜》。高下駄にちょっとしかめっ面に魅了されます。そしてヤノベケンジのアトムカー(黒)。あれ?つい先日まで大阪中之島美術館に展示されてましたよね?それでも、全周ぐるぐる回りながら、見る、見る、見る~~~ ( ´艸`)

中原浩大の《レゴ》や町田久美の《雪の日》、会田誠の《滝の絵》も好きですねえ。そんな中、森村泰昌の《Blinded by the Light》は初めて見ました!!ブリューゲル《盲人の寓話》(1568)が元だそうです。感動~~~~( ;∀;)( ;∀;)

楽しすぎてすべての作品の感想を書ききれません(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)

ところで、私自身、作品を見るときに大切にしているのは、他人に左右されることなく自身の感性でみることです。作品の背景などを知ってから鑑賞すると、より面白く作品を見る事ができるのでしょうが、まずは、作品を見て、瞬時に心に響く事、印象に残ること。これを大切にしています。百聞は一見にしかずとはよく言いますが、特に現代アートは、初見での印象が大切かと思います。

そういう意味では、今回のコレクション1 80/90/00/10は私にとってパラダイス的な展覧会でした。どの作品も面白く、とても印象的でした。もう1回行ってもいいかも??

出品作家一覧
村上隆、柳幸典、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、マイク・ケリー、奈良美智、中原浩大、ヤノベケンジ、國府理、西山美なコ、会田誠、町田久美、はまぐちさくらこ、森千裕、森村泰昌、福田美蘭、シンディ・シャーマン、アストリッド・クライン、やなぎみわ、アラヤー・ラートチャムルーンスック、シェリー・レヴィーン、ローリー・シモンズ、エルヴィン・ヴルム、ロバート・ゴーバー、須田悦弘、小沢剛、トーマス・シュトゥルート、束芋、高松次郎、アレクサンダー・コールダー、ジョアン・ミロ、マリノ・マリーニ、マーク・マンダース

作品リスト&フロアガイド


音声ガイド(特別展と共通して使用できます)


ギャラリー形式で写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。


 

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