Contemporary Art・Art

手にとる展

手にとる展 WHILE FEELING
会期:2023年6月09日~2023年6月25日 
場所:+1art

展覧会などでアート作品を見る事はあっても、実際に手にとって触ることはほぼ不可能です。でも、お気に入りの作家作品は、見るだけでは飽き足らず、触ってみたくなるものです。その野望( ´艸`)をかなえてくれる企画展が開催されていると知り、今回初めて+1artというギャラリーを訪問することにしました。

参加されている作家は、今井祝雄、藤本由紀夫、大西伸明、笹岡 敬、ニシジマ・アツシ、白石晃一、池田 慎、菊池和晃、山本紗佑里の9名。それ以外にアントニ・タピエス、ヤノベケンジ、野田哲也、陶山 充、今村 源、 明和電気、田中朝子、森末由美子、小林且典、森田洋美、浮川秀信、山西杏奈、林 葵衣 等 ギャラリーに委託された立体・平面作品も見たり、触ったりできるとのこと。

鑑賞は、鑑賞者がリストの中から作品を選び、運ばれてきた作品を各自の机で1点ずつ見たり&触れたりする方法がとられていました。通常の鑑賞方法とは異なり、多くの人が一堂に会することはできないことから、1時間に4名という小人数での予約制。普段、見てるだけ~~~なので、持ち上げたり、触ったりするだけで、もうドキドキでした。ホントにおっかなビックリ( ゚Д゚)です。見た目よりも軽かったり、ねちゃっとしていたり、つるつるしてたり、ごつごつしていたり、ほんとうに千差万別。ギャラリーの方が作品の見どころについていろいろ教えて下さり、リアルも感じることができて、本当によかったです。

一番悩んだのは、リストに作品の写真がなったので、どの作品を選ぶかでした。時間が制限されていたので、とりあえず気になるアーティスト作品をチョイスして見せていただきました( ´艸`) それだけでも十分満足でしたが、最後は積極的にリクエストをしていろいろな作品を見て、触って、感じる事ができました。また他の方がご覧になっている作品も横で見せていただいたりもしちゃいました。

今後、ちょっとだけ作品の見方が違ってくる予感がしました。

ここからは作品についてになります。

今回訪廊しようと思ったのは、出品作品にヤノベケンジさんのお名前があったことでした。ヤノベさんの「ネコバッグ」、こんなの初めて見ました!! 後ろに尻尾までついていて、クオリティーが高いこと!!マイバッグのように持って写真撮影もしちゃいました。このまま持って帰りたかった~~~

大西伸明さんの「oirukan」は底がなくて中は空洞で、思ったより軽かったです。光を浴びると底の部分が白く輝いて見えます。「egg」は上下対称に、黄身と白身が上手に表現されています。白色丸底中央に小さくサインが入っています。こちらは思った以上にツルツルでずっしりした感じでした。また「outside glass、inside glass」という2組の作品は1つのコップから型取られた作品で、ずっと見ていると、黒いカップには水が入っているように見えてくるから、あら不思議~~~

白石晃一作品は、なんと寒天で作成されています。培地に使う寒天だとか!!寒天培地~~、昔実習で細菌を分離・同定する過程で使いましたねえ。それがアートの素材として使われるとは・・なんだか感動です( ´艸`)

他にも今村源さんのカラーワイヤーを使った「きのこ」や、明和電機さんの音を奏でることができる「SUSHI BEAT(特上)」、山本紗佑里さんの自分の毛髪と薬莢を使った「つつましい営為 種を蒔く」「涅槃」「safety net」、田中朝子さんのアクリルの段ケースを使った「絵空の温室」、森田洋美さんのちょっと不気味な絵「イモムシ」などをみせていただきました。

1時間って短い~~~~ 最初だったので、手慣れていなかったのも問題です。次回この企画が再度あれば、リベンジしたいです!!


flyer



ギャラリー形式で写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。

 

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