もしも猫展
会場:京都文化博物館4・3階展示室
会期:2023年9月23日~2023年11月12日
2023年10月17日以降一部展示替えあり
主催:京都府、京都文化博物館、読売テレビ
協力:名古屋市博物館
後援:公益社団法人京都府観光連盟、公益社団法人京都市観光協会、KBS京都、エフエム京都
犬派?猫派?と言われれば、もちろん犬派です。飼い主に忠実なわんちゃん大好きっ子ですが、最近では猫が主役のコミックが多く、ちょっと悲しい。浮世絵も猫ちゃんがよく扱われてますよね。良い猫もいれば、化け猫もあり。化け犬はない・・( ´艸`)
前置きが長くなりましたが、なんやかんや言いながら、猫展に行ってきました(;’∀’)(;’∀’) ←犬好きですが、結局気になる私です。
今回は歌川国芳が描く擬人化した猫の浮世絵を中心に多くの作品が展示されています。会場入り口4階に大きな看板がありますが、向かって左のネコちゃんの頭の上に乗せたボールがクルクル回っていて面白い~~~。解説などはにゃーにゃ―言葉で書かれていて楽しいにゃ~~~( ´艸`)
会場内は序章から始まり終章まで7つのエリアに分けて様々なテーマで展示されています。各章を紹介していきますにゃ~~
序章)猫を描く人
こちらは歌川国芳の紹介です。
第1章)くらべてみる
擬人化した作品とその元になった作品を比べて見ることができます。ニャップ(アップ)で撮影してみました。そっくりですよえ。
第2章)擬人化の効能
人ならぬものが主役の異類物、昔ばなしや戯画、風刺画などが紹介されています。猫だけでなく犬や鼠、鳥、猿などいろいろな生き物が擬人化されて描かれています。私はこのコーナーでは干支の動物で描かれた《道外十二支》が一番のお気に入り!!コラージュしてすべてをニャップしました。
第3章)おこまものがたり
山東京山と歌川国芳によって刊行された猫のおこまの一代記をあらわした『朧月猫の草紙』。現在の連載コミックにゃ!!
第4章)人、猫になる
歌川国芳による団扇絵「猫の百面相」が展示されています。実在する人間の歌舞伎役者を猫に見立てて描いた団扇は当時はとても斬新で大人気だったようです。今でもコンサートで使う押しの応援団扇( ´艸`)は人気だにゃ~~~~ その気持ちよくわかります。
【特集】おしゃべりな顔、百面相
「猫の百面相」を発表する以前から手掛けるようになった国芳の「百面相」。すごく表情豊かな特徴をとらえた様々な人の顔。基本があってこそこれだけの擬人画が描けたんですね。すばらしい画才を見て取ることができます。
第5章)国芳のまなざし
いかに対象を観察し、描くか。下絵が展示されていています。初めて見ました!!ビックりにゃ!!
終章)もしも…。
最後の最後、再び歌川国芳が擬人化猫作品を集中的に描きはじめた頃の作例が展示されています。
浮世絵は美人画や武者絵などいろいろなジャンルがありますが、私はあまり好みではありません。でも~~~戯画は好きです。化け猫も好きよ~~( ´艸`) 今回、これほどの擬画、特に猫だらけの浮世絵をまとめて見れて幸せでした(*´艸`*) ニャッターチャンスならぬ写真撮影もほぼすべてOKです。これも嬉しかったです!!
flyer
作品リスト
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