Jun Inui x Kyo Nakanura Dual Exhibition
Ready for War~戦闘準備完了!
会場:city gallery 2320
会期:2023年10月7日~2023年10月22日
画家イヌイジュンさんと写真家中村趫(きょう)さんの2人展がcity gallery 2320で開催中です。Gallery Nomartで開催中の「B4」展🔗で「死んだヤツら」というシリーズ作品を展示されているイヌイジュンさんですが、こちらのギャラリーでも展覧会が開かれていると教えていただき、新長田まで行ってきました。新長田といえば、鉄人28号!! 駅の近くの広場にいます。( ´艸`)
今回は2人展なんですが、写真はかなり苦手で、どういうふうにコメントをしたらいいのかもわからないので、大変申し訳ないんですが、今回はイヌイジュンさんの作品のみの紹介です。
イヌイさんは尼崎市出身。多摩美術大卒業後、パンクバンド「ザ・スターリン」でドラムを担当。解散後は建築家として活躍し、2015年に音楽活動を再開。2021年からは美術作品の制作を開始されるという、とても異質な経歴の持ち主です。
今回は「B4」展で展示されている人物画とは全く違い半数以上が抽象画です。「enough to live,too late to die」(生き過ぎた、死ぬのが遅かった)という連作などが展示されています。力強い筆使いに圧倒されるとともに、色使いの多彩さは刺激的です。先日京セラ美術館でみた井田幸昌さんの作品と相通じるところがあるように感じました。
その他「Downtown」「Terminal」「Tower」と称する連作も展示されています。私は「Terminal」の中の《阪急、三宮駅》がお気に入りです。阪急電車のマルーンカラー、いいですねえ。一目で三宮ってわかります。「Tower」の《神戸、ポートタワー》は線描で描かれた赤いポートタワーと背景の緑と青が相まってとても綺麗です。《La tour Eiffel》は背景のトリコロールカラーがとても良い雰囲気を醸し出しています。パリですね~~。2作品ともいい作品です。
ギャラリーへ伺った時にちょうどイヌイさんが在廊されていたので、少しお話をさせていただきました。とても厳ついおじさんに見え、ちょっと近寄りがたい雰囲気がありますが、お話をしてみるととても気さくで、作品に対するとても熱い情熱を感じました。彼の描く絵画は多くの色を使って描かれている作品が多く、とても力強く、勢いがあります。これってドラマーだった影響があるのかしら? Terminalシリーズでは人の動きや騒音が聞こえてきそうです。なんかカッコいいなあ~~ どの作品もお気に入りだそうですが、特には?とお尋ねしたら、2つ作品を選ばれたので、その作品と一緒に写真を撮影させていただきました。絵は大きすぎて飾るところがないので、パス~~ですが、図録を購入してきました。サインいれてくださり感激です!ありがとうございました。
flyer
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