さくらももこ展
会場：神戸ゆかりの美術館
会期：2023年9月16日～2023年12月28日
（11月7日からは一部展示替えがあります）
主催：神戸ゆかりの美術館、神戸新聞社
共催：神戸ファッション美術館
後援：サンテレビジョン、ラジオ関西
企画：集英社、朝日新聞社
協賛：図書印刷、ファミトラ
協力：三菱ケミカルグループ
facebookの美術館グループで知り合った方から、招待券をいただいたので、母を誘ってお散歩がてらに「さくらももこ展」に行ってきました！！神戸ゆかりの美術館ってあまり印象がよくなくて、チケットいただかなかったら行ってなかったかも？ありがとうございます(*´艸`*)
会場内は
序 章：さくらももこができるまで
第１章：ももことちびまる子ちゃん
第２章：ももこのエッセイ
第３章：ももこのまいにち
第４章：ももこのナンセンス・ワールド
第５章：ももことコジコジ
終 章：アトリエより
から構成されています。
こちらの美術館、いつもほぼ撮影禁止ですが、今回は第２章：ももこのエッセイの一部と終章のアトリエで展示されている小さなイラストたちが写真撮影可能でした。
私がコミックをむさぼるように読んでいた時代から少し遅れてヒットしたので、ちびまる子ちゃんはコミックで読んだことがなく、今回初めて原画を見ました。子供の頃を懐かしく思い出すような場面が多くあり、楽しかったです。
でもそれ以上に面白かったのが、エッセイでした。手書きの原稿用紙は文字が小さいので、大きく引き伸ばした原稿も一緒に展示されていました。特に面白かったのが「奇跡の水虫治療」。おかしくて、おかしくて・・・笑いながら読みました。本を買って読んで見ようかなあ・・
また自分の子供に自身がさくらもももこであることを隠していた話では、ちびまる子ちゃん以外にもドラえもんやしずかちゃんも描けるよ、とイラストを描いてみたり、子供にさくら先生にファンレターを出してみたらと提案し、そのファンレターに自身がお返事を書き、先生からお返事が来た～～～と子供手渡したりと、有名人もそれなりに大変です。このコーナーに展示されていた手作りのお使いのスタンプカード、カードを入れる箱も手作り！！こんなのがあれば頑張れるよね！って思いました。
漫画も描けてエッセイも書ける。脚本家でもあったそうで、才能豊かな方だったみたいです。ものすごい酒豪だったそうですが・・( ´艸｀) 子供の感覚を持った大人・・「さくらももこ」の人となりがぎゅぎゅぎゅ～～～っと詰まったとても素敵な特別展でした。でもね、私・・彼女がすでにお亡くなりになっているのを知りませんでした・・・( ；∀；) 濃縮した人生をおくられたとは思いますが、そんなに急がなくても・・・ほんとうに残念です。
今回は会場を細かく区切って多くの作品が展示されており、全部見終わるには少なくとも1時間程度かかります。会場内には長椅子などが一切なく、お年寄りの方は大変かと思います。会場を出た広いロビーにも椅子がない・・・アンケートを書くテーブルの椅子に座りこんでおられる方を見かけました。若い女性のグループも疲れた～～～って休憩場所を探してました。この美術館、いい展覧会を催したとしても、このあたりのサービスがちょっとあかんです。今後の改善を期待したいものです。
flyer
作品リスト
ギャラリー形式で印象に残った作品の写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。
この記事へのコメントはありません。