すう識

電車や飛行機、バスなどに乗って旅行に行く人は多いけど、そうそう船旅経験者って周囲にはいないのでは？一生に一度はクルーズに行ってみたいと思ってはいても、周囲に話を聞くことができる人もおらず、敷居が高いものです。最初はどうしたらいいのか？ここを乗り越えるのがなかなか難しいんですよね。
私も20年ほど前に飛鳥に乗船した時は、ほんとうにドキドキしたものです。そこでクルーズ初心者の方のためにまずは何を決める必要があるのか？わたしなりの見解を書いてみました。

＊どの船に乗船したいか
船内で宿泊できる船は客船やフェリーなどがありますが、日本の客船に話を絞りますね。
（理由はまた後日 🙄 ）
日本には大型客船といわれる有名どころの客船は、大きさの順に
「飛鳥Ⅱ」　「ぱしふぃっくびいなす」　「にっぽん丸」の3隻があります。
現在、日本の客船の中では飛鳥Ⅱが一番大きい客船になります。

それぞれ船の大きさや、母港も違いますし、もちろんクルーズのコースやお値段なども違います。
飛鳥Ⅱは大きいだけあって、設備などが充実していますが、他の2隻と比べ、クルーズ代金は
ちょっとお高め。少し背伸びをしたい、ゴージャスな雰囲気を味わえる船です。すべての船室に
バスタブが設置されているのは飛鳥Ⅱのみです。

ぱしふぃっくびいなすはファミリー的な船でリピーターも多いそうですが、私はクリスマスクルーズ
に1回しか乗船したことがないので、黙して語らずでいこうと思います。

にっぽん丸は一番小さい船ですが、お食事がとても美味しいお船です。カジュアルな雰囲気で
若いカップルやお友達同士、家族連れで乗船されている方も多くおられます。

＊どこに行きたいか？
国内、外国でも当然港がないと寄港できませんので、どの船もたいがい毎年同じような
クルーズを発表します。各社のホームページや旅行会社でのパンフレットを確認すること
ができます。
飛鳥Ⅱは船が大きいので、直接入港できる港が限られます。入港できない港の場合は沖合に停泊して
テンダーボートなどでの上陸もあり、とても楽しいのですが、天候によっては抜港（天気の都合で
上陸できないこと）になる場合もあるのが欠点です。
その点にっぽん丸は小さな港にも入港できるので、抜港が少なく、また悪天候などで入港できない場合は、クルーズの予定を変更し違う港に入港する事もあります。

＊1週間程度までのショートクルーズかあるいはそれ以上のロングクルーズか？
ショートクルーズは国内のクルーズが主で、私はもっぱらショートクルーズ。
外国といっても近隣の韓国や台湾なら1週間程度あれば行くことができます。
最初はショートクルーズ、特にワンナイトクルーズがおすすめです。短すぎて
あっという間かもしれませんが、船旅ってこういうものなのねって実感できるので、
もしお気に召したら、また次回乗船しようと思えるのがポイントです。
毎年、クリスマスワンナイトクルーズだけに乗船されている方もおられます。

＊気になる金額は？
船は1日いくらでだいたい概算が計算できます。夕方出航しても１日で計算すると
ほぼほぼ間違いないです。
クルーズ代金は上層階に行くほど、窓が大きくなり、部屋が広くなり、ベランダがついたり
してきますので、どの船でもだんだんお高くなります。
バトラーさんがおられたり、特別なカードでしか入れないスイートルームもあります。
当然、お夕食のお部屋も別だったりします。
私は庶民なので 😥 、いつも一番お安いカテゴリーのお部屋を予約して乗船していますが、
負け惜しみかもしれませんが、下の方が揺れないんです。　ほんとですよ～　 😆 、
お食事もいろいろな方とお話できて楽しいです。
クルーズ代金にはすべての食事代が含まれているので、お酒などの特別なドリンクを注文しない限り、
船内では一切お支払いは発生しません。

A.乗船したい船で選ぶ
B.行ってみたいコースや日程で選ぶ
C.金額で選ぶ
ということになると思います。

そんなことを書かれても、じゃあと決められない、確かにそうですね。
では、次回もう少し詳細に書いてみたいと思います。

2代目「飛鳥Ⅱ」

リニューアル後の「にっぽん丸」

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