Contemporary Art・Art

ヨコハマトリエンナーレ2017 星と星座とガラパゴス

ヨコハマトリエンナーレ2017 星と星座とガラパゴス

会期:2017年8月4日~11月5日まで
場所:横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館

現代アート展、年々人気が高まり、あちらこちらで開催され、町おこしなどにも利用されるようになってきているようですが、思ったように集客ができず、1回きりで終わってしまう場合もあるようです。

展示される作品は若手のチャレンジ的なものから世界的なアーティスト作品まで様々です。最初はただ面白いなあって思って鑑賞していましたが、回を重ねるごとに、わからないなりにも作品の完成度の高さがわかってきたように思います。これがアートなの?という作品でも、魅力を感じる、惹きつけられる作品がいかに多く出品されているかで、集客もかわってくるのではないかと感じています。

アーティスト名はなかなか覚えられなくても、作品の持つ個性が逆にアーティストを覚えるきっかけになります。地方で開催される規模の小さな芸術祭で経験を積み、日本からも世界的に認められる一流アーティストが多く育ってほしいなあと思います。

そんな中でのヨコトリです!!今回で第6回を迎えるとか?もう18年続いている由緒ある芸術の祭典ですね。私の職業でいえば国際学会みたいなレベルのものかな?

参加しているアーティストの7割くらいが外国のアーティストの作品です。どの作品も完成度が高く、訴えてくるものが違います。横浜美術館を見て回るだけでも長時間かかりました。このためだけにベイエリアに宿泊した甲斐がありました。

特に印象に残っている作品は・・・

*横浜市開港記念館で展示されていた柳幸典さんの「フラッグ・アント・ファーム」。直島のベネッセミュージアムでもみましたが、発想がすごいです。

*横浜美術館のパラオ・ピヴィさんの色鮮やかな白熊(白くないけど・・)

*ロブ・プルイットさんのスタジオ・カレンダー。暦に個人的な出来事と社会事象が織り込んで描かれていて、2017年に大統領に就任したトランプさんや、前大統領オバマさんも描かれていました。

*ケイティ・パターソンさんのネックレス。これは170個の化石からできていて、進化の過程に沿って繋がれているというスゴモノです。

こうやって書いていくと全部紹介したくなるので、このくらいで。

(2020年のヨコトリを楽しみにしていましたが、コロナ禍での開催。職場の移動規制があり予約をしていましたが苦渋の選択で断念しました。本当に残念です)

会場で入手したちらしと会場案内です

 

会場で撮影した写真をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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