Contemporary Art・Art

森村泰昌 ワタシの迷宮劇場

森村泰昌 ワタシの迷宮劇場

会期:2022年3月12日~2022年6月5日
場所:京都市京セラ美術館 新館|東山キューブ
主催:森村泰昌展実行委員会[京都市、毎日新聞社、京都新聞]
協賛:ARTS ISOZAKI
   千島土地株式会社
協力:株式会社川島繊維セルコン 
   富士フィルム株式会社
   カラーキネティクス・ジャパン株式会社
   有限会社一風堂
   THEARTE E9 KYOTO

現代アート好きではありますが、立体的なものが好きで、写真にはあまり興味がなく、行こうかどうしようか迷いに迷った展覧会でした。でも百聞は一見に如かずとはよく言いますが、入ってすぐに会場内の醸し出す独特な雰囲気にのまれました。会場内は名前のついた入口どこからでも入ることができますが、中はまさに迷宮です。そして展示されている圧倒的な写真の数に驚き、性別を超えた表現力に感動すら受ける始末\(゜ロ\)(/ロ゜)/ すごかったです。会場内の担当の方々の衣装も会場内のカーテンと同じ色。邪魔にならないよう作品と同化しています。凝ってますねえ。

作品を見ていてこの方の写真というか絵をどこかで見たことがあるような気がして調べてみました。そうです!!大阪中之島美術館のHello! Super Collection 超コレクション展でみたんです。彼自身を写真内に組み込んだ自画像的作品の作製過程を思わせる「美術史の娘(劇場A)」と「美術史の娘(劇場B)」。とても奇妙ではありましたが、逆に強く印象に残る作品ではありました。アーティストの名前を覚えていなかったのがダメダメでしたね。もう忘れません(;’∀’)

手がけられ作品は「西洋美術史になった私」、「日本美術史になった私」、ハリウッドなどの映画女優に扮した「女優になった私」、20世紀をテーマにした「なにものかへのレクイエム」など様々なシリーズがあるようですが、今回はそれぞれのジャンルから多くの写真が(800枚以上あるそうです)が展示され、見ていてあきませんでした。

写真の他にも、撮影に使用された衣装が展示された「衣装の隠れ家」や、メイク動画やコスチューム動画が上映されている「夢と記憶の広場」があります。また、会場内の一角をカーテンで仕切った「声の劇場」と称される薄暗い部屋内では、お香が焚かれ無人朗読劇「影の顔の声」が行われています。こちらは完全入れ替え制で整理券が必要です。今回一番最後の写真がこの朗読劇に一番近いんじゃないかなあと思いアップしてみました。月光院・・・・怖いわあ・・(謎・・( ̄▽ ̄))

Flyer



作品リスト



ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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