はしもとみお 木彫展
いきものたちとのくらし
会期:2023年1月4日~1月29日
場所:A-LAB
協力:Baycom
明けましておめでとうございます。今年も無理せず楽しみながらアート活動を行いたいと思っています。最初に紹介するのは、はしもとみおさんが作成する愛らしい動物たちの彫刻です。
その前に、本当は神戸市立小磯記念美術館で開催されているコレクション企画展示「石阪春生と新制作の神戸」に最初行ったんですが、とても素敵な作品の数々でしたが、写真撮影禁止でした。今年は作品の写真撮影が全くできない美術展や展覧会は簡単にふれるだけで新しい単元を作ることはやめることにしました。ごめんなさい。
さて本題です。はしもとさんは尼崎で幼少期から10代を過ごす間、阪神淡路大震災を経験。避難所でも絵を描き続け、「失われてしまった命は取り戻すことはできないが、動物達が生きた証をずっと残しておくことはできる」という考えから彫刻家を目指され、現在に至ります。ただ可愛いだけではなく、まるで生きているように見える動物達の彫刻。私は犬の彫刻に、昔飼っていた犬を思い出し、ノスタルジーを感じずにはいられませんでした。
丁寧な水彩画を元に、杉の木の塊からチェーンソーやノミによって切り出され、削られ生まれる木彫達は、まるでその中に埋もれている彼らを丁寧に掘り出しているような錯覚さえ覚えます。ノミの跡に躍動感を感じます。
会場では様々な生き物たちが自然体でお迎えしてくれます。ぱっと見るだけではなく、近くで見たり後ろにも回って見ると、思わぬものが隠れていたりします。一部の作品は手で触ることも可能です。すべての作品が写真撮影可能なのも嬉しいです。
2階の受付横のロビーには、ウサギちゃんをモデルに絵がかけるようにイーゼルがいくつかあり、また30分弱のご本人のインタビュー動画も流れています。また1階入り口正面奥には5分程度の作品ができるまでの簡単なビデオも流れています。このビデオ、よくできています。お見逃しなく。グッズも数点販売されています。500円のガチャも4台あり、何が出るかはお楽しみです!!私は黒ちび柴犬とカピバラをゲットしました(´∀`*)ウフフ
一人でも家族でも楽しめるこんなに素敵な展覧会が、なんと無料とは!!A-LABさん、ありがとうございます。それにしてもこんなに混んでるのは初めてでした(;’∀’)
flyer
原画展flyer 他
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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