Contemporary Art・Art

中谷芙二子 霧の彫刻「白鷺が飛ぶ」

中谷芙二子 「霧の彫刻 #47769 白鷺が飛ぶ」
会期:2022年7月16日~2023年3月12日
場所:姫路市立美術館前庭
主催:姫路市立美術館

世界文化遺産・国宝「姫路城」、国登録有形文化財「姫路市立美術館」、そして13点の彫刻作品が展示された庭園を一望に収める唯一無二の景観そのものを作品化する取り組みである「庭園アートプロジェクト」として、昨年夏から姫路市立美術館の前庭で始まった中谷芙二子さんの霧の彫刻を見に行ってきました。この作品は誰もが無料で見ることができます。

中谷芙二子さんは「霧のアーティスト」として世界中で知られ、その作品は日本、アメリカ、ドイツ、フランスなど世界各地で展示され、その数80を超えます。純粋な水を特殊なノズルから高圧力で噴出させて人工的な霧を作り、その霧とともに見える風景がアート作品となっています。風や気温などの大気の状態で霧が形を変え、見えるものが時々刻々と変化し、一瞬たりとも同じ光景を見ることはできません。また霧というアートの中に入る体験をすることもできる芸術作品です。霧の中は真っ白な空間で、周りの音だけが聞こえる不思議な世界でした。ただし、常時霧が発生しているわけではありません。時間等は公式HPでご確認ください。また雨が降ると見ることができませんのでご注意ください。

現在常設展示として国内では長野県立美術館で見ることができますが(←詳しくは公式HPでご確認ください)、この機会を逃すと近場では見れないかも~~~と思い、いそいそとお出かけしてきました。そもそもこの作品が展示されているのを知ったのは偶然で、ネットニュースで長野県立美術館で常設されている霧の彫刻が著作権問題で揉めているということを読み、霧の彫刻というアートをはじめて知った直後、知り合いの方が姫路市立美術館で開催中だった「本歌取り式 名画展」をFBで紹介されていたので、どんな内容か公式HPをチェックしていたら、なんとその霧の彫刻が開催されているとのこと。偶然が2つも重なったからには行くしかない!!ですよね( ´艸`)

平日だったからかもしれませんが、広い庭園に人影は皆無。霧の吹きだす音と鳥のさえずりだけが聞こえるのみ。思う存分動画&写真撮影したあげく、霧の中をお散歩。幸せな体験ができました。

帰りに遠くに見えていた姫路城、せっかくなのでまじかで見て帰りました。平成の大修理で白く塗りなおしてから初めて訪れましたが、さすが白鷺城という別名があるだけのお城。見芽美しく、重厚感もある素晴らしいお城でした。

作品紹介



ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。



動画はこちらから 2パターン撮影してみました

個人ブログですが、クレジットも表記しておきます。
中谷芙二子,《白鷺が飛ぶ》,霧の彫刻 #47769,姫路市立美術館前庭,2023年1月13日 (c)Fujiko Nakaya 2023 (c)Himeji City Museum of Art

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