チームラボ 無限の連続の中の存在
会期:前期:2023年7月22日~10月9日
後期:10月21日~2024年1月21日
会場:姫路市立美術館
主催:姫路市立美術館
特別協力:神戸新聞社
後援:朝日新聞姫路支局、産経新聞社神戸総局、サンテレビジョン、播磨時報社、播磨リビング新聞社、姫路ケーブルテレビ、姫路シティFM21 、毎日新聞姫路支局、読売新聞姫路支局、ラジオ関西
姫路市立美術館で開催中のチームラボ展 前期に行ってきました。
展示作品は、前・後期それぞれ5点ずつ、合計10点で、すべて新作とのことです。また前期・後期で全く異なる作品世界が展開されるようで、後期も楽しみです。
チームラボの作品は、自分が立つ現実世界と、目の前に展開する作品世界の時空がつながるアート空間 ー超主観空間ー に“没入”することで、境界の取り払われたボーダレスな世界を身体的に感じることができるアートです。近年では「生命とは何か」というテーマのもと様々な作品が展開されています。
映し出される様々な映像空間に身を置き楽しむアートイベントも増えてきましたが、最近流行りの映え狙いの没入型アートとは違うように思います。
今回も様々な表現で命と向き合う作品がA~Eの5つのAREAに分かれて展示されています。各AREAについて少しだけ私なりの解説をしてみようと思います。個人的な見方なので、もし違っていても指摘しないで下さいね。(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)
AREA A:生命は生命の力で生きているⅡ
ディスプレイ面の向こう側すなわちに作品空間があり、そこには大きな鉢植えがあり、鉢が少しずつ回転することで、植えられている花や木が様子に変化します。ディスプレイ面を超えたー超主観空間ーを体感できる作品です。
AREA B:宇宙から自分の存在まで連続する現象
いろいろな色や大きさの点が光り輝く空間です。手で触れると、点は散り暗い空間となりますが、また集まって様々な輝きを映し出します。星の瞬きと似ているように感じます。宇宙にいるような気持になれる空間です。
AREA C:増殖する無量の生命
様々な花が誕生しては朽ちていく様を映し出す空間です。儚くも強く生きる花々に、人の生命を重ね合わせて見ていました。満開に咲き誇る花が乱舞しながら朽ちていく様に魅了されます。いったい何種類の花が映し出されているのでしょう?結構長い時間滞在していたのですが、同じ花の映像はありませんでした。
AREA D:反転無分別 – Light in Dark
チームラボが設立以来書き続けている空間に書を書く「空書」。文字を書くわけでないのですが、その動きはまるで生き物のようです。白黒だけでない、墨跡に心惹かれました。
AREA E:Dissiative Figures – Human, Light in Dark
生命を持った何かが徐々に人の形となって近づいてくる、例えるならば、エヴァンゲリオンの初号機が闇から現れる寸前・・もしくは巨神兵?( ´∀` )(アニメをご存じない方はごめんなさい) 生命の誕生?そんな感じです。ちょっと怖い・・けど、一番見ごたえがありました。鑑賞者がいなければ、少し離れたところから動画で撮影すると、ちょっとドキドキした映像になります。( ´艸`)
本来は映像を目で見て感じるアートですが、実際にその場にいてもすべてを見る事は不可能と思われます。今回はいつもとは違い、各エリアを写真と動画で紹介いたします。少しは伝わるかしら? でも、百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。可能であれば自身の目で見て、身体で感じてきて欲しいです。
姫路市立美術館では、関連企画展として、書寫山圓教寺食堂でも チームラボ 圓教寺 認知上の存在が開催中です。あわせて行って見るのもいいかもしれませんね。私は後期合わせで行って見ようと思っています。
超主観空間とは・・・
無限の連続の中の存在 flyer
無限の連続の中の存在 作品解説
今回はいつもと違い、雰囲気がわかるように各AREAごとに、写真は1枚だけにして、かわりに動画をアップしました。動画は音声入りなので、再生時ご注意下さい。また来場者の方の声が若干混じっていますが、ご勘弁下さいね。
AREA A
AREA B
AREA C
AREA D
AREA E
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