テート美術館展
ターナー、印象派から現代へ
会場: 大阪中之島美術館 5階展示室
会期:2023年10月26日~2024年1月14日
主催:大阪中ノ島美術館、テート美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪、京都新聞、神戸新聞社
協賛: 岩谷産業、大林組、SOMPOホールディングス、ダイキン工業、DNP大日本印刷、大和証券グループ、三井住友銀行、三井不動産
協力:日本航空、フィナンシャル・タイムズ
後援:ブリティッシュ・カウンシル
待ちに待った巡回展です。今回の展覧会では、英国テート美術館の7万7千点以上のコレクションから、「光」をテーマに厳選された約120点が展示されています。その上、約100点が日本初出品です! ターナーの《光と色彩(ゲーテの理論)—大洪水の翌朝—創世記を書くモーセ》やゲルハルト・リヒターの《アブストラクト・ぺインティング(726)》は日本初出品かつ日本特別出品作とのこと。行くしかない!( ´艸`)
会場内は1787年に作成されたジェイコブ・モーアの《大洪水》という印象派以前の作品から始まり、印象派をへて年代を追って展示され、2014年に作成されたオラファー・エリアソンの現代アート作品《星くずの素粒子》で最後を締めます。その時代時代に即した物の見方、考え方、そして技術力で描かれた絵画や立体造形作品は、同じ「光」をテーマに扱ってはいても、その表現は多種多様です。
時代の変遷がよくわかる展示方法と、これだけの光の作品を厳選した企画に感動です。プリント作品が展示されているROOM9ではハナヤ勘兵衛の作品以外撮影禁止でしたが、それ以外はほぼ撮影可能とあって、目で見て、後で写真を見て、と2度楽しむ事ができました。会場は土曜日だったせいか思った以上に混雑していました。近づいたり、離れたりしながらじっくりと作品を鑑賞する若い方がとても多かったのが印象的でした。
古典的絵画もいいな~~とは思ったんですが、やっぱり近現代アートの方が好みの作品が多かったです。ジェームズ・タレルや草間彌生の作品はやっぱり面白いですねえ。そうそう、1968年に作成されたリリアン・レイの《液体の反射》という球体2個が円盤の上で回る作品も良かったです。いいな~~って思う作品は全部撮影禁止なのがちょっぴり悔しい・・(つд⊂)s そういえば、デヴィッド・バチェラーの《ブルック・レーンのスペクトル2》は調整中で光ってなくて残念でした。私が行った前日から不具合が生じたようです。いろいろな色がついたり消えたりするんだろうなあ~~、と想像しながらみてました。重ねて残念・・(つд⊂)(つд⊂)
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作品リスト
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