Cruise

はじめての飛鳥クルーズ その前に1

1998年の夏に両親と3人で初めて「飛鳥」に乗船しました。目的は東北の夏祭りでした。父はお祭りが大好きで、一度東北の夏祭りに行ってみたいと言っていたのですが、ツアーで行った人からは、夜遅くまでお祭りを見て、朝早くホテルを出発。バスに長い間揺られ次のお祭りに行くのがなかなか体力的に大変と聞いていたので、父が少し体が弱かったので、悩んだ末クルーズという選択になりました。当時「飛鳥」は竿燈・ねぶた祭クルーズ、「にっぽん丸」はそれに加えてたなばた祭も見れるコースでした。(←行ってみたいコースで選ぶ

乗船したい船の選択を父にお任せしたところ、やっぱり日本で一番大きい客船に乗船したいとのことで「飛鳥」に乗船することにしました。(←乗船したい船で選ぶ) 余談ですが、今ではすっかりクルーズの虜になってしまっている母ですが、当時は足が地面についていない旅行は嫌だと、まったく乗り気ではありませんでした。

クルーズに行くことは決まったものの、どこで申し込んでいいのか?現在のように旅行社に行けばパンフレットがあるような時代ではなかったので当時愛読していた「CRUISE(クルーズ)」という雑誌に掲載されていたクルーズを扱っていた日新航空サービスという会社に連絡をして申し込みを行いました。今でもクルーズの予約はこちらの会社でお世話になっています。「飛鳥」は2人部屋の中でも数室のみ2段ベットを使って3人仕様にできる部屋があり、この部屋をお願いしました。父の退職の前祝だったので、両親のクルーズ代金を私がお祝いとして持つということにしていたので、あまり高額なお部屋は無理だよ~~と、3人部屋で我慢してもらいました。(←金額で選ぶ お部屋が決まるとおのずと金額が決まります)

「飛鳥」は予約が取りにくい船だったうえに、8月の「竿燈・ねぶた祭クルーズ」は大人気クルーズだったので、前年から旅行社にお願いしました。無事乗船できることになり、希望の部屋も確保できたと連絡をいただいた時は本当に嬉しかったです。

でも、それから乗船するまでが大変でした。というのも、自分の周囲に誰一人クルーズ経験者がいないうえに、当然クルーズ説明会なんていう洒落たものもなく、準備するものがまったくわからなかったからです。参考にしたのが旅の日程表と一緒に乗船前に送られてきた「飛鳥快適読本」でした。出発前のアドバイスから、船上生活、施設案内まで、詳細に記載されていました。クルーズ用荷物チェックリストなるページもあり、それを参考にチェックを行いました。当時の覚書がでてきました。両親と自分の3人分の持ち物リストです。こんなの作ってたんだわってびっくりしました。

でも、たった一つ最後まで悩んだ事がありました。それがドレスコードです。当時はクルーズの日程により洋服のおおよその指定回数が決まっており、竿燈・ねぶた祭クルーズは6泊7日のクルーズ中、インフォーマルとフォーマルが必ず1回あるとのことでした。フォーマル???結婚式に参加するようなお洋服?インフォーマル??フォーマルと別にもう1着いるんだわ・・コサージュもいるかしら? アクセサリーは? 靴は?? 本当にお洋服の準備大変でした。最近の国内クルーズではあまりフォーマルやインフォーマルのドレスコードがないので、今となっては懐かしいです。

 当時とても頼りになった飛鳥快適読本  ↓
快適読本は現在のものとはかなり内容が違います。

スーツケースや大きい旅行バックは郵船から送られてきた指定のバゲージタグをつけ、指定期間内に送ると、乗船した時点でキャビンに届いているという、至れり尽くせりのシステムです。大きな手荷物をもって歩く必要がなく、両親を連れての旅行には最適!!ということで、もちろん使わせていただきました。ただし、送料は個人負担です 🙂 

神戸から身軽な恰好で両親を連れて、新幹線と徒歩で横浜港大桟橋客船ターミナル(まだ横浜港大さん橋国際客船ターミナルはなかった時代です)に向かいました。初めて「飛鳥」に出会い、乗船した日はあいにくの雨でした。「飛鳥」を初めて見た感想は・・・なんだ、思っていたよりお船が小さいなあ・・でした 🙄 

乗船前の「飛鳥」の船首にて 両親と撮影

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コメント

    • お春
    • 2018年 8月 17日 12:51am

    すうちゃん❣️
    すごいすご〜〜い!
    興味深く読ませていただきました。
    快適読本も、隅から隅まで読みました。
    レストランの名称などは基本飛鳥IIに引き継がれていて、プールなどの様子は随分違いますね。
    キャビンは初代飛鳥の方が豪華に見えます。美容室という言い方に時代を感じました
    3人のお写真。素敵です、とても幸せなご家族ですね。すうちゃん可愛い〜❤️

    • お春ちゃん、連日のコメントありがとうございます!
      快適読本、面白いでしょ?時代を感じます。今から約20年前、クルーズはまだまだ庶民には高嶺の花でした。
      でも、頑張って乗船してよかった~~!!
      あの時の決断がなければ、今がないわけで。初代「飛鳥」は日本人のために日本で造船されたクルーズ船なので、
      随所に工夫がこらされていました。キャビンもよかったけど、大浴場が本当に癒しの空間で大好きでした(・∀・)ウン!!

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