原田治 展 「かわいい」の発見
Osamu Harada : Findig ”KAWAII”
会期:2021年07月03日~2021年08月29日
場所:神戸ファッション美術館
今日は1970年代後半から90年代にかけて女子中高生に大人気だった「オサムグッズ」の生みの親、原田治さんの展覧会に行ってきました。当の原田さん、2016年70歳でお亡くなりになってたんですね。知らなかった・・( ;∀;)
土曜日なのでお客さんも若干多め。オサムグッズと聞いて反応するのは中高年の女性かと思いきや、会場を訪れている客層は若いお嬢さんが多いかも?(・∀・)
カワイイものは何歳でも可愛いのよね。
原田治さんは、東京都生まれ。多摩美術大を卒業し、雑誌「an・an」創刊号で作品を発表して活動を開始。イギリスの童謡「マザーグース」などをモチーフにしたキャラクター商品「オサムグッズ」は有名です。ほかにも雑連にイラストを連載されたり、単行本や絵本などの表紙も多く描かれています。イラストを採用してる企業も多く、ミスタードーナツはグッズ欲しさにドーナツを買った記憶がある人も・・(;’∀’)(;’∀’)
会場内は一部の作品を除き写真撮影が可能です。
小学生~大学生のスケッチブックの展示から始まり、留学時代のイラストや雑誌のイラスト、小説や絵本の表紙、作品を採用していた企業の商品の展示。そして、「マザーグース」をモチーフにしたキャラクターと「オサムグッズ」のキャラのイラストが展示され、最後は圧巻!!展示場の壁2面を使って埋め尽くされたオサムグッズの数々。どれもこれも懐かしく、そして「かわいい」。「かわいい」の原点がぎゅ~~~っと会場一杯に詰め込まれているとても素敵な展覧会でした。
会場の最後の言葉にドキリ!!
「終始一貫してぼくが考えた可愛いの表現方法は、明るく、屈託が無く、健康的な表情であること。そこに5%ほどの淋しさや切なさを隠し味のように加味するというものでした」
そうなんだ~~って思いました。
Flyer
たくさん撮影してきたので、3部にわけてギャラリー形式でアップします。
まずは小学生~大学生のスケッチブックから、留学時代や雑誌のイラスト、小説や絵本の表紙
次に作品を採用していた企業の商品の展示を中心に。
展示されていた主な商品
カルビーポテトチップス(ポテト坊や)
崎陽軒 「シウマイ」の醤油入れ(ひょうちゃん)
ECCジュニア キャラクター
日立製作所 ルームエアコン 白くまくんロッテ 景品用ギター
電電公社 テレホンカード
東急電鉄車両のドア付近の注意喚起ステッカー
大和銀行 通帳、貯金箱
グリコ プリッツ
花王 ハーネスのれん
ミスタードーナツなどなど
最後は「オサムグッズ」のキャラのイラストとオサムグッズの数々。
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