Contemporary Art・Art

超コレクション展 99のものがたり

超コレクション展 99のものがたり

会期:2022年2月2日~2022年3月21日
会場:大阪中之島美術館 4・5階展示室
主催:大阪中ノ島美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
協賛:NISSHA

2022年2月2日にオープンした大阪中之島美術館に行ってきました。
四角くて黒一緒の建物、入口前には私の大好きなヤノベケンジさんのSHIP’S CATが鎮座しています。ワクワクです。入口はリバーサイト側と国立国際美術館側の2カ所です。今回はリバーサイド側から入りました。入って右手奥でチケットチェックをうけ、長いエレベーターで4階まで上がり展示室に入ります。作品が400点にも上ると聞いていたので、鑑賞に時間がかかると考えコインロッカーに荷物を預けようと思い、尋ねたところ、コインロッカーは2階とのこと。4階まで上がって尋ねたこちらも悪かったんですが、本来は再入場はできないんですが、って注意され、再入場チケットを渡されたので、思わず、入館前の案内がないのが悪いんじゃないんですか?って言い返しました。また2階まで戻り、コインロッカーに荷物を入れようと思ったんですが、これまた表示がなさ過ぎてロッカーがどこにあるのかわからない始末・・いやはやです。朝いちばんで入館したはずが、そんなこんなで時間をくってしまいました。

出鼻をくじかれ、最初は作品に集中できず、ちょっと悲しい気分でしたが、気を取り直して・・・写真撮影OKの作品を中心に館内を紹介したいと思います。Section1 Hello! Super Collectorと銘打たれた4階の作品のほとんどは日本人の作品でした。最初に入った展示室はの入り口付近は今回のポスターにもなっている佐伯祐三の作品が数点展示されていて大人気です。混雑しているので「郵便配達夫」をちょこっと見て、混雑を避けるためにいそいそとすすみ、途中マリー・ローランサンの「プリンセス達」を鑑賞。柔らかいタッチでとても綺麗です。ちょっと気分がワクワクしてきました。出口近くには大きな石崎光遥の「 白孔雀」の大きな屏風が展示されています。

展示室ロビーをはさみ、次の展示室では花和銀吾の「複雑なる創造」・・機械時計みたいですねえ、今井俊満の「New York(C)」、こちらは赤がとても印象的な作品などを鑑賞。展示室を出ると次は5階上がるエスカレーターに誘導されます。5階に上がった踊り場では今回の展覧会の内容を9分弱で紹介する映像が流れています。音声ガイドを借りていないと作品の詳細が分かりずらいので、この映像だけでも見ると数点の作品は理解できます!

5階は外国の方の作品が多く見受けられます。最初の展示室はSection2 Hello! Super Stars とあり、草間彌生さんの赤いドットで描かれた「アキュミュレーション」、アルベルト・ジャコメッティの「鼻」・・細長い鼻を横から見るのもいいんですが、正面から見るととても面白いです( ̄▽ ̄)。そしてルネ・マルグリットの「レディ・メイドの花束」・・既製品ねえ、タイトルが面白いですねえ。モーリス・スイスの「オミクロン」今を思わせますが、意味は違います。右側が原色に近い色彩を左側が濁った色彩を使って作成された作品などが展示されています。

お隣の展示室はSection2 Hello! Super Visions、ポスターや雑誌の表紙、椅子や食器棚などが展示されいます。ロートレックの「ムーラン・ルージュの舞踏会」やコロマン・モーザーの「テーブル」「アーム・チェア」などなど。私的にはアドルフ・ムーラン・カッサンドルの「ノルマンディー号」のポスター写真が撮りたかったなあ・・・残念。そして展示室ロビーを挟んで最後の展示室へ

こちらでは倉俣史郎の「ミス・ブランチ」に魅入ってしまいました。成形透明のアクリルの中に真っ赤な満開のバラが埋め込まれた作品です。見る方向によってバラの見え方がことなり、ほんとうに綺麗な作品です。影も綺麗ですねえ。写真もたくさん撮影しましたが、百聞は一見に如かず。ぜひ実物を見てください。

最後の展示室を出ると今回の展覧会専用のグッズ販売所がありました。そうかあ・・グッズも中で販売されてるんだ・・そうなんだねえ・・・(;’∀’) たくさんのグッズを横目に階段で4階に戻ります。その途中にヤノベケンジさんのジャイアント・トらやんが展示されています。階段の途中くらいでトらやんと目が会います( ̄▽ ̄)。綺麗に磨き上げられてピカピカです。また出会えたね!!頑張ってね、トらやん!!

4階からは2階へ降りるエスカレーターがあります。すべて一方通行ですね。私は・・佐伯さんの作品を再度ゆっくりと見るべく最初の展示室に入りなおしました。何度も入れるんですが、一方通行なのでもう一度4階の作品群を足早に通過してきました。

2階に降りるとミュージアムショップがあります。こちらは展覧会とはちがうグッズが販売されているようで、何気に覗くとヤノベケンジさんの「SHIP’S CAT」という書籍がサイン入りで販売されていて、購入!即購入です!!( ̄▽ ̄) しか~~し、このショップ、現金は使いないとのこと。カードが使えないと言われた時代に生きてきた私には驚愕でした。

長くなりましたが、個人的な総括
とても素晴らしい建造物です。さすが安藤忠雄さん。そして。オープニングにふさわしいほど、お腹いっぱいになるくらいの作品の数々。本当に楽しかったです。準備が大変だったと思います。ありがとうございます。
そして、今後のことを考えて苦言を・・今後も会場が広いので規模の大きな展覧会が開催されると思われます。持ち物はロッカーに入れてゆっくりと見学したい人も多いはず。しばらくはチケットチェック前にロッカーの位置を案内してください。でないとわかりません。また、グッズも会場内でしか販売されないのでれば、それも案内してください。たくさんのスタッフの方が誘導されていました。ロッカーやグッズの案内をする人がおられてもいいのでは?よろしくお願いします。

大阪中之島美術館 /公式サイト


大阪中之島美術館 館内案内



超コレクション展 99のものがたり
Flyer


作品リスト



ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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