フェリシモ チョコレート ミュージアム
場所:兵庫県神戸市中央区新港町7-1
企画展:2022年4月1日~2022年9月25日
*Morozoffー90年の記憶ー
*AMAI ーValerio Berrutiの世界ー
*6Essences -チョコレートを表現する6人の知覚ー
神戸・新港突堤西地区(神戸市中央区)にあるフェリシモ チョコレート ミュージアムに行ってきました。入場は事前予約制で、来館の1ヵ月前からウェブでの予約が可能です。2022年4月にオープンした出来立てホヤホヤの美術館です。アトアのお隣にあり、ちょっと辺鄙な場所にあるように思いますが、神姫バス株式会社が運航する都心~ウォーターフロント間を結ぶPort Loop(ポートループ)という連節バスに乗車すると便利です。新神戸駅から、JRおよび阪急の三宮駅、JR神戸までを結んで運行されています。その間にいくつかバス停もあり、どこからも乗車できます。
肝心のミュージアムですが、フェリシモのビルの2階にありますが、ビルに入るとそこはかとなくカカオの香りがします。常設展示として壁一面に展示された膨大なチョコレートのパッケージを見ることができます。上の方は見えません・・(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’) それ以外に企画展が行われています。2022年6月現在は3つの企画展が開催されています。
では、詳しく紹介していきます。まず開場してすぐに大量のカカオが展示されています。チョコレートの原点ですね。そこを通り過ぎると今回の企画展の1つ目、Morozoffー90年の記憶ーになります。バレンタインというギフトスタイルをスタートしたモロゾフですが、その歴史は古く、昨年創立90周年を迎えました。当時のパッケージがあまりにもお洒落で関心しました。時代とともにパッケージは紙から缶へと変わっていきますが、デザインが洗練されています。またコラボレーションした特別なパッケージもみることができ、とても楽しかったです。
次のエリアは企画展の2つ目、AMAI -Valerio Berrutiの世界-です。現代美術家のヴァレリオ・ベッルーティ氏のチョコレートをテーマにした新作展になります。ジュートやアルミニウムペーパーをキャンパスとして描かれた子供たちの作品が展示されています。シンプルなラインですが、とてもいい表情です。
その横のエリアにはチョコレート関連の本を集めた巨大な本棚や、カカオの形の椅子、それに巨大な板チョコが壁に4枚展示されています。この板チョコレート、自在に取り外し可能です。遊べる上に写真映えします!
そしてその奥が常設のチョコレートのパッケージの展示室になります。壁一面、上から下までぎっしりとパッケージが展示されています。それぞれのパッケージの紹介がないので、自分が気に入ったパッケージの写真を撮影してきました。中央には企画展の3つ目 6Essences -チョコレートを表現する6人の知覚ーと題して、チョコレートの世界で活躍するショコラティエやカカオプロデューサー6名の道具やアイテムなどが展示されています。
企画展は半年に1回かわるそうで、今回の3つの企画展は9月25日までになります。チョコレートの試食があるかも?とか、フェリシモ限定のここでしか買えないチョコレートがあるかも?って期待して来られる方もいらっしゃるかもしれませんが、答えは今のところNOです。パッケージの展示が主体なので、企画展をいかに工夫するかが今後の課題かと思われました。入館料も案外とお高いのよねえ・・・
あと、カカオの香りが苦手な人はダメです。建物に1歩入ったら香ります。ずっと香ってます。たぶん気分悪くなります(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)
flyer
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