Contemporary Art・Art

塔本シスコ展 シスコ・パラダイス

塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記

会期:2022年7月9日~2022年9月4日
場所:滋賀県立美術館
主催:滋賀県立美術館、京都新聞、「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記」実行委員会

各地で人気だった塔本シスコ展が滋賀県立美術館で開催されていると知り行ってきました。全国各地を巡った展覧会もここ滋賀で終了とのこと。行かずににはいられない!( ´艸`)

1913年、生後間もなく裕福な農家の養女となったシスコ。名前は養父が夢見ていたサンフランシスコ行きにちなんで名づけられたそうで、当時としてはとてもモダンな名前です。不自由なく生活を送るも、幼少期に家業が傾き、小学校を中退。奉公を重ね、結婚をするも46歳で夫に先立たれ、体調を崩し、精神的に落ち込む中、絵を描くことに喜びを見つけ、53歳で初めて油絵に取り組み、91歳で亡くなるまで日記のように絵を描き続けました。日記といっても巨大作品ばかりです。

アトリエは団地の自室。とても楽しそうに絵を描かれている映像が会場で流されていました。だからこそ、これほど純粋で無垢な絵が描けるんだろうなあと思いながら鑑賞しました。彼女が描く人は、子供が描いた絵みたいで、上手ではないんですが、そこがまたいいんですよねえ。作品はとても丁寧に描かれている上に、カラフルな色彩にあふれ、描かれている人や動物のみならず、植物でさえ、生き生きとした躍動感が感じられます。多くの人にパワーを与えてくれる作品の数々です。作品の隅には作品が描かれた年代とシスコ○○才って年齢がかかれているものや、日記のような短い文章がそえられているものもあります。近づいてよくご覧になってみてくださいね。

また、本当に絵を描くことがお好きだったようで、絵が描かれた石や瓶、箱などにも同時に展示されています。展示されている作品もよく見ると、キャンパスが段ボールや板、紙だったりもします。最初の会場中央に展示されている大作「シャク取り(不知火海にて)」も段ボールに描かれています。

写真撮影はすべてOKですが、会場でシスコの愛溢れる作品に触れてみてはいかがでしょか?日頃のストレスなんか吹き飛んでしまうこと間違いなしです。

flyer



作品リスト

 

ギャラリー形式でアップします。

 

 91歳まで絵を描き続けた人生に拍手!!!凄すぎます。
評価??星の数は・・・・数えきれない星を贈りたい!!(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

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