兵庫県立美術館 2023年度 コレクション展Ⅲ
小磯良平記念室・金山平三記念室
特集 美術の中の物語
期間:2024年1月13日~2024年4月7日(会期中一部展示替えあり)
会場:兵庫県立美術館 常設展示室1・2・3・4・5・小磯良平記念室・金山平三記念室
小企画 生誕180年記念 呉昌碩の世界 海上派と西泠名家
期間:2024年1月13日~2024年2月25日(前期)
2024年2月27日~2024年4月7日(後期)
会場:兵庫県立美術館 常設展示室6
兵庫県立美術館のコレクション展Ⅲの紹介です。展示作品が多いので、いくつかに分けてアップいたします。まずは小磯良平記念室・金山平三記念室の作品の紹介です。
今回のテーマは「美術の中の物語」であることから小磯良平美術館では「絵が語る人生」と銘打って、画家の人生を物語に見立てての展示です。1923年に描かれた《自画像》から始まり、年代をおって最後は1979年《婦人(帽子)》までの16作品が展示されています。途中20代の頃に描いた《T嬢の像》や30代後半に出会ったお気に入りのモデルを描いた《踊り子》、代表作の《斉唱》などが展示されています。常設展なので、コレクション展のたびに展示作品が少しずつ入れ替わります。今回は前回のコレクション展Ⅱ🔗から展示替えされた作品をアップいたします。
次に金山平三記念室では「風景画は語る」と銘打ち、18点の風景画が展示されています。金山平三といえば雪の風景画を思い起こしますが、今回は留学中にパリを描いた《雨のプラス・ピガール》やブルターニュや蘇州の風景画もあります。国内では、神戸を描いた3作品《海岸通》《メリケン波止場》《二百十日の弁天浜》が地元とあって惹かれるものがありました。とくに海岸通に描かれているバス停の赤と緑の標識は今も神戸市バスの特徴的な標識です。1956年~1960年頃に描かれているようで、昔からかわらないんですねえ。びっくりでした( ゚Д゚) こちらも常設展なので、コレクション展のたびに作品がいれかわりますが、今回は総入れ替えに近い感じです。金山平三作品を大量に所蔵する兵県美のなせる業!あっぱれです。
展示解説
作品リスト
小磯良平記念室でコレクション展Ⅱから展示替えされた作品の写真をギャラリー形式でアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。
金山平三記念室でコレクション展Ⅱから展示替えされた作品の写真をギャラリー形式でアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。
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