Contemporary Art・Art

東西作家のコンチェルト

東西作家のコンチェルト 新収蔵品を核に
特集展示 ー 誕生100年 網谷義郎

会期:2023年4月25日-7月17日
会場:BBプラザ美術館
主催:BBプラザ美術館・株式会社シマブンコーポレーション
後援:神戸市、神戸市教育委員会、朝日新聞神戸総局、神戸新聞社、産経新聞社神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞神戸総局、サンテレビジョン・ラジオ関西

BBプラザ美術館で始まった「東西作家のコンチェルト」展を見に行ってきました。会場内は約100点の作品が「人」「風景/自然」「静物/花鳥画」の3つのテーマに分けられ、既存の作品に併せて、初公開となる作品を中心に展示されています。名前を聞いたことがある画家さんもいれば、???の人も(;’∀’)
今回はflyerにのっている佐伯祐三の作品が見たくてついつい・・・近代絵画は詳しくないので、お許しください。今回は写真撮影は4作品のみOKでした。そのうちの2作品「オワーズ河周辺風景」(今回アイキャッチ画像として使用しています)と初出品となる「レ・ジュ・ド・ノエル」が佐伯祐三のものです。ラッキーです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

「レ・ジュ・ド・ノエル」は大阪中之島美術館で開催中(2023年5月現在)の🔗「佐伯祐三 自画像としての風景」にも同じタイトルの2作品が展示されていますが、今回こちらで初出品となるものは、その中でも一番小さい作品だそうです。今回、この展覧会にあわせて佐伯祐三《レ・ジュ・ド・ノエル》の謎という講演会があるんですが、参加できなくて、残念。描かれたのは、中之島の2作品は1925年、BBプラザは1925年ごろと似通った年代ですが、どうも謎多き作品のようです。

3つの作品を並べてアップしてみます。少しずつ違いますよね。

大阪中之島美術館展示作品

    

BBプラザ美術館展示作品

さて、近代絵画があまりわからない私ですが、今回会場入り口までのロビーに展示されていた網谷義郎作品が、なかでも水彩画がとても綺麗でルンルンでした。特に1970年代に描かれたNOTRE-DAME DE PARISというタイトルの4枚の水彩画はとても重厚感がありました。ちょんちょんと非常に細く細かな線で建物を描き、そこに水彩を重ねるだけで、建物の質感を表現する技術、素晴らしいものがあります。ロビー作品はみなさん、あまり興味がないようで、すすす~~っと通り過ぎられるんですが、ぜひご覧になってみてください。

私はこちらの方がおススメかも?( ´艸`)

flyer


作品リスト

 

「特集展示 ー 誕生100年 網谷義郎」
作品の一部をギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

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