Contemporary Art・Art

「まちのことづて」 &「声声が灯して」

A-LAB Exhibition Vol.40 「まちのことづて」 と第5回尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展「声声が灯して」の紹介です。

A-LAB Exhibition Vol.40 「まちのことづて」
会期:2023年11月7日~2023年11月19日
場所:A-LAB
運営:尼崎市
問い合わせ先:市役所文化振興課

今注目のアーティスト、石場文子、田中秀介、葭村太一の3人が尼崎というまちを歩いてリサーチし、それぞれの感性で作成された作品の展覧会です。公式サイトによれば、石場は眼でふれるようにものをみて、手で確かめながらもののあり方や見方を再提示、田中はその場面その光景にふれ、与えられた体感をもとに描く。また葭村は、目につきにくいかつ目の前にあるわけではなく消えてなくなりそうな部分を丁寧に掬うかのようにふれながら確かめる。とあります。

同じ町を見ていても注目点は千差万別。三者三様の作品は、確かに表現方法は違うんですが、並べてみると、なんとなく同調性があり、面白く感じます。尼崎・・大阪に程近い割に、都会とは言い切れず、かと言って田舎でもない。レトロ感あふれる下町。でも~~お城もあるんです。愛着のある町です。なんでしょう・・そう・・「翔んで埼玉」みたいな感じ(;’∀’) の雰囲気が作品に盛り込まれ上手に表現されていて、惹きつけられました。

葭村さんの作品、2022年に開催された尼崎アート・ストロールで尼崎えびす神社で展示されていた彫刻もありました。↓の看板を参考に作成されたとのことでしたが、同じものですよね? 保管が大変そう~
  

flyer


作品リスト



上記で紹介した順にギャラリー形式で印象に残った作品の写真をアップします。クリックすると大きな画像で表示されます。ブログ内の資料や写真の無断転載は禁止です。ご注意下さい。



第5回尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展
「声声が灯して」
会期:2023年11月3日~2023年11月26日
場所:尼崎市総合文化センター 9階
主宰:尼崎市、公益財団法人尼崎市文化振興財団
助成:公益財団法人野村財団
協力:Gallery PARC

「尼崎市文化未来奨励賞」とは「尼崎市文化ビジョン」に基づき、地域文化を創造する次代の担い手を育成するとともに、まちの魅力を増進するため、若者の夢とチャレンジを応援する事業で、芸術性の高い優秀な作品などを創作し、全国規模の活動を展開しようとしている若手芸術家を選考し、顕彰するとともに、尼崎市内で発表する機会を持てるよう支援するものです。今回で5回目ですが、毎回美術作家が選ばれるのではなく、能楽コーディネーターや作曲家、落語家であったりと様々です。今回久しぶりに美術作家が選ばれ、小出麻代さんが受賞されました。彼女にとっては尼崎市では3回目の展覧会とのこと。会場は尼崎市総合文化センター 9階、今は使われていない結婚式場です。個室や大小のホールに写真・映像・光や影などを用いた多層的なインスタレーション作品が展示されています。どの作品も大変面白かったですが、私は特に映像と光のインスタレーション作品がとても見ていて心が落ち着き気持ちがよかったです。

flyer



作品リスト



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