すう識

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 
カタストロフと美術のちから

たまたま東京に研修会があり、夜時間があったので、森美術館に行ってきました。
夜の美術館、静かでいいですね～～～

今回の展覧会は東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界中で
発生するカタストロフ＝大惨事をテーマにした作品群がずらりと並びます。テーマが
重すぎです( ；∀；)　自身、阪神淡路大震災を経験したので、当初この展覧会を鑑賞するか
どうか悩みましたが、アーティストさんがこのような悲劇的な災禍を主題に、どのような
作品を制作されたのか興味がわき、行ってきました。

大惨事からうける虚無感、やるせなさを作品にしたものもありましたが、将来への理想や
希望を描く作品も多くありました。サブタイトルに「先行き不透明な混沌とした時代に、
アートだからできること」とあります。確かにメディアは忠実に報道を伝えるものですが、
アートは作品中に夢や希望も埋め込むことが可能です。それこそがアートの神髄ではないか
と思っています。

今回は、国内外の著名なアーティストさんが集結されていて、作品の完成度も高く、
評価に値する展覧会だったと思います。何年かの時を経て、また見てみたいと思います。
その時は、また感じ方が変わっているような気がする作品の数々でした。

カタストロフと美術のちから　Flyer

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