Contemporary Art・Art

デコレータークラブ メイクスペース ユーズスペース

注目作家紹介プログラム チャンネル12
飯川雄大 デコレータークラブ メイクスペース ユーズスペース

会期:2022年2月26日~2022年3月27日
場所:兵庫県立美術館 ギャラリー棟1階アトリエ1、館内各所
主催:兵庫県立美術館
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人小笠原敏晶記念財団
   公益財団法人中内力コンベンション振興財団、神戸市文化支援基金

現在活躍中のアーティストを紹介するチャンネルを見学するため兵庫県立美術館に行ってきました。
「注目作家紹介プログラム チャンネル12 飯川雄大 デコレータークラブ メイクスペース ユーズスペース」 何とも長いタイトル名です。

兵庫県立美術館の北入口すぐのところに、大きな足場が組んであり、赤いコーンも置いてあります。どうも工事中です。水漏れでもしてるのかしら?行かれる方はご注意を。

さて、今回は兵庫県出身で地元を拠点に活躍中の飯川雄大さんの展覧会です。飯川さんといえば、・・・・そうなんです。今、大阪の国立国際美術館で開催されている「感覚の領域 今、経験するということ」にも出展されています。くるくる回すハンドルや押すと動く大きな茶色い壁?箱? 彼の作品は体験型アートです。体験することで、アートが変化する?文字で伝えることが非常に困難です。これこそが飯川さんが目指すもののようです。

今回は初日に行ったので、ギャラリー棟1階アトリエ1にしか作品はありませんでした。今後もっと増えるのかしら?部屋全体を使った大掛かりな作品で、全体に張り巡らされている赤やオレンジ、青や白のロープ、くるくる回すハンドルや、リュックなどが点在して置かれたり、吊るされたりしていて、1つの作品がつくりあげられています。しばらく鑑賞していているうちに、先日の国立国際美術館での記憶が蘇ってきました。

そう、ロープの行先・・・もしや!!と思い展示室を出てロープがどこに伸びているのかを確認して、ピンときました!! そうなんです、帰りに足場をよくよく見れば・・( ´艸`)
ここからはネタバレです。


飯川さんが子供の頃に通ってたサッカー教室のコーチの教えてくださった言葉
「MAKE SPACE UES SPACE」という文字が大きな足場の奥によくよく見ると浮かびあがっています。近すぎて全体がよく見えなくて残念です。足場と思っていたのは、実は作品でした(;’∀’) 張り紙もちゃんとあります。写真撮影してみたんですが、うまく撮影できませんでした。ミイラ展を見に来られていた方が、一生懸命足場(実はアート!!)の写真撮影をしている私を不思議そうに見てました。(*´∀`)

追記:
3月15日に再度会場を訪れてみました。北入口にあった足場は取り除かれ、「MAKE SPACE UES SPACE」という文字をちゃんと見ることができます。また会場内ではアーティストさんのサインやイラストが増えていました。また展示室内に置かれているキャスターに乗ったかばんを持ち出し、国立国際美術館まで観客自身が運ぶという、「新しい観客」というなんとも??な企画が行われていました。かばんの重量は約18kgとかなり重いです。それでもかなりの持ち出しがあったようです。写真と企画書を追加でアップします(2022年3月15日)

 

Flyer


「新しい観客」

 

ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
2022年2月26日



2022年3月13日



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