会期:2022年10月08日~2023年01月29日
場所:京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル
京都ゆかりの作家を中心とした新進作家の育成が狙いという「ザ・トライアングル」
いつもながらよくわかりませんが、面白い!京セラ美術館に行くときは必ず立ち寄ることにしている楽しみな美術展です。今回のタイトルは「仮想ボディに風」です。
「仮想ボディ」とは活版印刷から写植に移行する過程で生まれた印刷用語だそうです。活版印刷時に書体を設計するために使われていた四角柱が、デジタル化により実態を持たない形となり、仮想ボディと呼ばれるようになったそうです。隅っこの数カ所に配置されているセラミックが活版印刷時代の四角柱を表現しているのかな?中央には紙にインクジェットでプリントされたものが張り合わされた巨大なオブジェが設置され、周囲には紙にシルクスクリーン印刷された作品が展示されています。
印刷する方法は同じでも印刷する媒体によって、置かれる環境(物理的制約や変化)により、作品が変化したり、しなかったり。その光景の交わりに魅力を感じたとか。実際に生きている人間にもあてはまるのかな?と思いながら作品をみていました。
外から撮影したトライアングルは撮影する角度により、紙の印刷物が見えたりみえなかったりと面白い!
作品リスト
ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
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