ART OSAKA 2023
会期：2023年7月26日〜7月31日
会場：Expandedセクション・・クリエイティブセンター大阪およびkagoo
特別協賛：千島土地株式会社
現代美術のアートフェア「ART OSAKA」が始まりました。このフェアは国内の現在進行中のアートフェアで最も長い歴史を持ち、若手から中堅アーティストの動向が見られる場として親しまれています。今回はGalleries セクションに先んじて開催されているExpandedセクションの作品をいくつか紹介します。
Expandedセクションは、大型作品・インスタレーションに特化した作品が展示されており、その会場は北加賀屋にある造船所跡地の広大な敷地を利用したクリエイティブセンター大阪と元家具屋さんのkagooです。北加賀屋といえば、アートで街おこしを行っており、駅周辺には多くのストリートアートが点在し、巨大美術作品の収蔵庫MASKや、森村泰昌さんのミュージアムM@Mなどもあります。時間があれば、今回のチケット購入時にいただけるHITAKAGAYA CHAOS MAP（北加賀屋アートマップ）を片手に街を散策されるのもいいかも？です。でも～～～、今年は非常に暑いので水分補給をお忘れなく！！
過去の北加賀屋アートイベント等のブログ内🔗はこちらから
🔗Kitakagaya CHAOS 2021
🔗2022年 北加賀屋 秋のアートイベント MSAK・SSK
🔗2022年 北加賀屋 秋のアートイベント ＆Kitakagaya CHAOS 2022追記
さて、肝心のART OSAKA 2023 Expandedセクションは、見ごたえのある作品が多く、ギャラリーの方や、作者ご本人にいろいろと作品のお話を聞きながら、ゆっくりと見て回ったので、2時間ほど滞在してしまいました。特に印象的だったのは、木村剛士の《see the sun》。会場の4階全体を水面に見立てた空間に小舟とオールが展示されており、それはそれは見事でした。また菅木志雄のセメントとワイヤーで作製された《間連空》や新野洋の《生命の劇場-34°44’N 136°01’E-》はとても素敵でした。中島一平の《窓から‐大阪南港バージョン》や若木くるみの名画をモチーフにした作品も興味深く見せていただきました。
大型の現代アート好きの私にとってExpandedセクションはみんな違ってみんな良い！！とても楽しい作品ばかりでした。現代アートは説明してもらわないと作品に込めた思いなどはよくわかならいんですが、難しく考えず、それぞれ見た人が自分の感性で受け止めればいいと思っています。作品の詳細はExhibitors Map023 に掲載されていますので、↓で確認をお願いします。
過去のART OSAKAのブログ内🔗はこちらから
🔗ART OSAKA 2021
🔗ART OSAKA 2022 Galleries Section
🔗ART OSAKA 2022 Expanded Section
ART OSAKA 2023 flyer
ART OSAKA 2023 Exhibitors Map
ギャラリー形式で会場ごとに以下の作家順に２～３枚ずつ写真をアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。
＊＊ クリエイティブセンター大阪＊＊
菅木志雄/中島一平/若木くるみ/須田日菜子/松田将英/杉谷一考/今野健太/並木久矩/大崎のぶゆき/シーズン・ラオ/釜本幸治・長谷川政弘/新野洋/黒川彰宣/FINCH ARTS NAZE/木村剛士
（中島一平作品はGIFアニメーションでもアップしています。）
＊＊ kagoo ＊＊
ケビン・ハイスナー/葭村太一/artists streetsummit 2023 Dotmasters＆久村卓/松岡柚歩/岡田佑里奈
この記事へのコメントはありません。